残業時間の見方について 給料明細に法定内残業時間と法定外残業時間が記載されていますが、トータルの残業時間は2つをプラス…

Question

残業時間の見方について

給料明細に法定内残業時間と法定外残業時間が記載されていますが、トータルの残業時間は2つをプラスした時間になるんですか？単純に足し算すると結構残業時間が長いので気になりました。

Answer 1

貴方の会社は、1日の労働時間が７時間で、休憩時間が１時間位有るのでは有りませんか？始業時刻9時で１時間昼休憩が有り、終業時刻が17時とかに成っていませんか。宜しいですか、労働基準法第３２条に基づいて、法定労働時間が有ります。法定労働時間は、1日8時間、1週間40時間、1ヶ月30日で171時間、31日177時間、1年間で2085時間と確定しています。この法定労働時間を超えると時間外労働(残業)に成ります。法定内残業時間とは、1日の労働時間が８時間未満の労働時間の会社で発生します。1日の法定労働時間が８時間ですから、貴方の会社で決定している労働時間を超えて、法定労働時間の８時間迄労働した事と賃金の事を言います。法定内残業は、法定労働時間迄労働した事に成り、割増賃金の対象には成りません。法定外残業時間とは、第32条で確定している法定労働時間を超えて労働した時間外労働の事を言います。1日の法定労働時間が８時間ですから、この法定労働時間を超えて労働した時間外労働を言います。賃金にも25%以上の割増賃金が加算されます。法定内残業及び法定外残業とはこの事を言います。