教員をしていました(3月から勤務予定)。自分が知っている範囲でいうと、「外国籍児童への支援」というものがあります。外国籍児童は、どうしても日本の文化や学校のきまりへの不適応を起こしやすく(正確に言えば親御さんの問題なのですが)、すぐ欠席する、帰省で数か月帰国してしまう、周囲とトラブルを起こしやすい、といった点があります。また日本語の定着も時間がかかり、特に「読む、書く」能力は難しいです。少なくとも自分が接してきた子どもはそういう傾向がありました。で、自治体によっては外国籍児童を対象にした「日本語教室」という教室を作り、そこで通級的な個別指導を行う、逆に教室に入って支援をするということを行っていました。あなたの勤務する自治体にあるかは分かりませんが、参考までにお伝えします。 ところで、3年終わって違うフィールドに広げたいということですが、私は「まだ早すぎないかな?」と思います。もちろん同じ仕事を3年続けられたということは称賛されることです。民間企業なら同期がもう半分いるかいないかというところもあるでしょう。しかし教員は「まだ3年」だと思います。私の住む自治体では、新規採用から「6年間」は若手と見なされ、研修が行われていました(今は不明)。私が読んだ教育雑誌では、元校長の方が「学習指導、生徒指導、校務分掌が最低限のラインに到達するまで3年、自分の学級のことが自分でできるまでさらに3年かかる。」と述べておられました。実際私が接してきた方でも、「3年目から校務分掌が本格的に割り当てられ、あたふたしているうちに学級経営もうまくいかず他の先生方の助けを借りて何とかやっている」という先生がいました。あなたがそうなるとは思いませんが、まだあなたには教員として身に付ける能力や技能があるのでは?それらを時間をかけて身に付けてからでも次のステップに進むのには遅くないと思います。またとある先生は6年目に市教研の授業担当者になり、学級経営も大変なのに(3年生から荒れっぱなしの学年の6年生を、異動してきていきなり担任)、子どもが帰った後「お偉い」先生方と指導案検討を夜遅くまで行ってフラフラだったのを覚えています。 あなたの望む答えではないと思います。最終的に決めるのはあなたなので「やる!」というのならそれもありです。特にJICA派遣は結婚するとお連れの方が仕事をされている場合面倒なことになる(そういう事例も見ています)ので若いうちが良いでしょう。でも、私は「6年間は同じフィールドで続けよう」とあなたに言いたいですね。
教頭、もしくは校長に聞くのが一番。
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