決してそんなこと無いと思います。 秘書としての仕事の出来・不出来は年齢とは関係ありません。 よくテレビドラマなどでは若い女性の方がキャリア然として役員の秘書をされている姿を拝見しますが、あれはドラマとしての演出が多分にあると感じています。日本では役員になられる方は年配の男性が多いので、一種の憧れ(ああだったらいいなぁ・・・っていう)としてあのような演出が多用されているのだと思います。 一口に秘書と言ってもピンからキリまでおりますし、質問者さんの秘書のイメージと合っているかどうかはわかりませんが、 これぞ秘書と言われる方の仕事は、 (1)役員に持ち込まれるさまざまな問題やアポイントの依頼を優先順位とスケジュールを見ながら担当役員の時間配分を行ない、優先度の高い案件から適切に決済されるように調整する。 (2)役員に持ち込まれる承認案件が手戻り無く短時間で決済または意思決定されるよう、資料や説明内容、出席者について申請者に適切なアドバイスを行なう。 (3)会食などの場合はお客様の好みや、前回の会食内容を参照して失礼や重複の無いよう出席者・場所・時間等のの調整を行ない、手配する。 (4)担当する役員にプレゼンテーション実施の依頼等があった場合、役員の作成したドラフトをベースに資料をまとめる。 等々、ここには書ききれないくらいの仕事をこなさなくてはなりません。 有能な秘書は役員より早く会社に来て、役員より早く帰れることは稀、と言われるくらい多忙な職種です。 しかも、これらの仕事を役員のパーソナリティを理解した上で価値観・考え方合わせることも求められますから、コミュニケーション能力や柔軟性についても高い能力が必要です。ここまで秘書に仕事を支援したもらうためには、役員と秘書の息が合うようになるのに1年くらいはかかります。 会社に入って3~4年目の社員ではかなり荷が重いです。 従って私が知る限り、会社の中枢を担う経営幹部の秘書はベテランの方が多いです。 また会社幹部の方も、秘書はもとより補佐としての力量を評価しますから、年齢はあまり気にしないのです。要するに自分の仕事を支援してくれるビジネスパートナーと認識しているのです。 そのような有能な秘書の方は”おばさん”というイメージとはかなり違います。”キャリアウーマン”という表現がピッタリな風格というか風情を持っています。ビジネスパーソンとしても尊敬出来る方が多いです。 一方で体力的にもかなりきつい仕事でしょうから、50歳を過ぎると体がついてこない、という声も耳にします。私が見ていてもそうだろうなと感じる部分があります。 体力・気力・能力と三拍子揃えるのは大変ですが、年配になって一層活躍できる秘書がスーパー秘書だと私は認識しています。
なるほど:3
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