有給を使うことを理由に退職金が減額されることはあり得ますか？

Question

有給を使うことを理由に退職金が減額されることはあり得ますか？５年勤めた同僚が退職することになりました。
その時、有給がたまっていたので使おうと人事に申し出たところ
「有給を使うんだったらその分退職金は出ないよ」
と言われたそうです。有給も退職金も権利のような気がするんですが
こういうことって認められる場合があるんですか？

補足

補足します。退職金制度はあるということで就業規則にありました。
ただ、退職金の額の決定は（よくわからない複雑な式）×（評価係数）と
なっていました。０≦評価係数≦１だそうです。要するに評価係数を
設定することによって退職金を０にすることも可能であるようです。

Answer 1

退職金は法律とかで定められていませんので、あくまで会社の規則次第です。

ただ、退職金制度があるような会社であれば、通常社則で金額の算定根拠が書いてありますし、有給休暇という正規の権利を行使することで減額されるなんて社則はまずあり得ないと思いますけどね。

退職金制度が無く、あくまで経営者の「配慮」として出してくれるような状況だとすれば、その金額に根拠は無いので、実質的に有給消化すると減る可能性があっても仕方ないかもしれません。
＃まあ不当な圧力と言うことで争うことは出来そうですけど

Answer 2

↑労基法の「36条」ではなく、「附則136条」ですね。