まず同一の市の採用試験においては、上級の受験資格を満たすならば中級・初級の受験資格を失っている場合がほとんどでしょう。これは各受験区分の受験資格に年齢要件を含むからです。大学4年相当の年齢(22歳になる年度)になると上級を受けられるようになりますが、同時に中級・初級を受けられる年齢帯からは外れるのです。 もし同一自治体の複数試験の受験資格を満たすとしても、いずれか一つの受験に制限されるのではないかと思います。複数試験を受けられることに受験者側のメリットはあっても採用側にメリットが見当たりませんので、当然の措置でしょう。 以上を踏まえ、仮に同一自治体の複数試験の受験資格を満たしていて、かつその全ての併願受験が可能な場合、上級で落ちた者が短期で中級・初級でリベンジしても、やはり合格は難しいと思います。不利とかいう話ではなく、単に同じ轍を踏むことになる可能性の方が高いという意味です。一度その自治体職員には不適格であると判断された人材が、1年2年ならまだしも数ヶ月でどれほど変われるか、です。 A市役所の上級を受けられる年齢でも、B市役所ならば中級、初級相当の試験をまだ受けられるといった例はあると思いますよ。
koj********さん お話のようなことを心配する前に、 大部分の自治体では、そもそも年齢制限によって、上級が受けられる年なら高卒級の初給は受けられないようになっています。 また、短大卒級の中級はやっている自治体が少なく、やっていても保育士のような資格職だけのところが大部分です。 中級の事務職の試験をやっているところでは、4大卒でも受けられるところが多いようです。 さらに先の回答のように、自治体側でこの試験とこの試験は併願できない、というルールを設けているところもありますので、 頭の中で空想しているんじゃなくて、志望する市役所で両方受けることが可能なのかを確認するのが先です。質問のような心配は受けられることが確認できてからで十分です。質問のようなことが制度の上では可能なのは確認できていますか? もし両方受験することが可能なら、これも先の回答のように、基本的には影響はありません。 特に大卒級と短大卒級を分けているところでは、筆記だけでなく人物に対する要求水準にも差がありますので、 この人は幹部候補生としては物足りないけど、短大卒級の事務員なら十分、という判断になる可能性もあります。 もちろん、先の人物評価で、コイツはどーしょうもない、と判断されたら、同じ面接官ならやっぱりダメ、となる可能性もあります。
まず、仮に受験資格を満たしていても、同一年度中には他の区分の受験を認めない団体もありますので、その点の確認は必要です。 受験できる場合は、基本的に有利不良はないと思います。 「基本的に」と言うのは、運悪く面接官が同じであった時などに「上級で面接評価が低かった人」等の印象があると、心理学のハロー効果の様なもので「初・中級でも面接評価が上がり難くなる可能性」はあると考えるからです。 …但しこれも、面接評価を決める他の要素で充分に逆転可能なものでしょうから、しっかりと対策すれば何ら問題のないレベルだと思います。 頑張ってください。
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