解決済み
日本の雇用労働環境はなぜ「土日休日制度」なんですか? 自分としては不思議なことがあるんですが、日本では多くの社会人は土日が休日で働いています。けどこれ、意味なくないですか。ぼくはアメリカに住んでいました。アメリカは形式上は政教分離で無宗教ですが実態として国民多数派はキリスト教プロテスタント派による国です。つまりアメリカ人の大半は、私たち日本人が神仏習合という宗教に属して神社の初詣や葬式仏教をするように、クリスチャンとして教会に行きます。アメリカでは日曜日は安息日で、本当にどこに行ってもお店が開いておらず、日本人的に言えば「毎週お正月があるような感覚」です。教会に行ってゆっくり休む日だから、文字通りに日曜が「休日」なのです。 で、疑問に思いました。なんで日本人は横並び一斉に日曜日に休むんでしょうか。 おかしくないですかということです。というのも、日本の神道や仏教ではそういう概念はないです。初詣があるから元旦に休むのはわかりますが、そうでないなら休日はバラバラでもいいと思います。 ぼくは以前、特別養護老人ホームでバイトしていたことがあるんですが、特養職員に週休はないです。なぜなら通所施設ではないからです。そこに利用者のご老人が住んでいるのだから、24時間365日施設を動かすには、シフト制で回す必要があるのです。福祉の世界はエッセンシャルワークであり、サービス業です。それはエッセンシャルワークやサービス業の従事者であれば、みんなシフト制で休みがバラバラだということをも意味します。 ちなみにぼくはベンチャー企業でかっこつけて働いたことがあるんですけど、リモートワークと言って、四六時中、社内のスラックとか、フェイスブックのグループで何かしらのプロジェクトが回っていました。部署や業務の違い従業員でも思いついたらアイデアをシェアするとか、やっていて、そうやって仕事をやって稼いでみんな辞めていく。そういう時間にとらわれない働き方が今後主流になれば、社会階層や職業の種類問わず、土日に休む概念に固執する意味が失われませんか。 だったらそうでない「普通の会社員」も人によって休日を分散するべきだと思いますが、なんでそれはできないんでしょう。営業職だってスーツ着て外回りしているだけでやってることはサービス業じゃないですか。だったらなんで同じ会社で、「鈴木さんは月、木休みで、山田さんは水、金休みで・・・」みたいにできないんでしょうか。なぜエッセンシャルワークとサービス業以外は日本人みんなが土日に休む必要があるんでしょうか。 ぼくは前からずっと思っていることがあるんですけど、日本の通勤ラッシュは異常です。これは昔から多くの会社が「月~金(かつては土の半ドン)の9時始業」だからだと思います。だったなら、みんなで休日をバラバラにすればいい。そうすれば、土日はガラガラなわけですから、丁度いい混雑率で分散できると思います。そうすれば日本人の労働生産性をそいでいる「痛勤ラッシュ」がこの国から消えます。 さらにもう1つの利点として、余暇産業の活性化があります。土日だけが休みだと、土日のショッピングモール、テーマパーク、観光地などは大混雑です。これでは、収容できるキャパシティを越える客が来ることで、稼ぎきれませんよね。混雑対応のために設備投資をしてしまうと、今度は平日がガラガラで管理費が大変になる。非常に非効率な経営で、大型化があだとなってその維持の費用が捻出できずバブル崩壊でそのまま廃業した遊園地などは数知れません。つまり供給サイドからすれば「平日はガラガラ、休日は対応しきれず回すのが大変」。お客からすれば「休日は行きたくても混んでて疲れるだけで満足に楽しめず、平日は行きたくてもいけない」どっちも損してますよね。 そこで、土日に休む仕組みを日本から完全に取っ払えば、みんながみんなバラバラのシフトで休みを取るので、週にたった2日間に二極集中したお客が適度に分散し、余暇産業が活性化します。開けていてもガラガラの平日が賑わうようになり、混みすぎて客を呼び込み切れない土日は余裕ができ、効率的な施設の稼働が実現し、客としても「混みすぎず、閑散とした寂しいような思いもせず」で体験満足度が一気に上がります。余暇産業が活性化すれば、それが雇用機会にもなり、ますますシフト制で働く人が増えます。
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アメリカに戦争で負けて迎合した。
ショッピングモール、テーマパーク、観光地などは 休みの日が集客に繋がる日の為、土日祭日が休みにならないだけですね 多くの会社が日曜休みになるのは 官公庁や金融機関が日曜休みで つまり学校や役所、銀行が日曜休みだからです 平日休みになると日曜は子供だけが休みになりますし 役所が休みであれば申請も行えません 銀行が休みであれば取引も出来ないわけで 横並びで休む形になるだけです 一般の飲食の場合、サラリーマンのランチや退社後の需要も込めますし 観光地の場合、人が入らずガラガラの土産物店に入り難いでしょ? 大混雑だから人が入り売り上げが上がるわけで 閑散としている店には人が入りませんから売れません 知らない店には入らないが、行列になっていると入ろうとか思うでしょ? 旅館や観光ホテルなどの場合、週末の料金は高くなりますし テーマパークや観光ホテルの場合、旅行代理店と契約し 平日のプランを用意していますよ (人口の4分に一を占める高齢者に休日はありませんから) また、週の中で閑散と繁忙を繰り返す場合 日により従業員の増減が出来て 最も経費の掛かる人権費を削減する事も出来ます 廃業した遊園地に関しては 遊園地は特殊で、常に新たな遊具を設置しなければ リピートする人が減る一方で その計画を練らずに開業した為、資金がショートしただけです UFJやTDLは、数年毎に新たな遊具を設置しているでしょ?
製造業では工場で労働集約的に働いているため 製造ラインのそれぞれには配置されるべき人間が揃っている必要があります 部分的に人がいる状態だと操業できないので 無休でフル操業するか 特定の日に一気に全員休むかになります それが一斉に休む理由です 余暇産業というのは 家族で外出するということが肝になります また小売店においても 夫婦がこどもと揃って自動車などで来店することにより 消費額を押し上げることが期待できるので 休日に重くてでかいものをサービスしたりします 休日がバラバラしていると 親子で出かけたり消費も分散する以上の押し下げ効果があると思います ですからどちらかというと 現代の政府は連休を固め打ちすることによって 家族の余暇時間を増やすことを狙っています。 老人施設などはしょうがありません
戦後、欧米の文化を取り入れたからです。 戦前は月月火水木金金でした。
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