同族会社の給料について

Question

同族会社の給料について義父が経営者で子供５人全員が同じ会社にいます。
役員報酬 手取り月１００万とします。
30万は本人たちに渡されますが、残りの70万は義父が管理している
子供たち名義の通帳にそれぞれ振り込まれています。
その通帳は本人たちがイジることができず、結局は義父のお金になって
いる感じです。

それをもう１5年以上やっているので
月70万×15年＝1億2,600万 兄弟５人分だと6億3千万

手取り30万なのに源泉徴収票の年収は多く、子供手当も大学の奨学金も
高校無償化も所得制限で受けられず、嫁としていい加減にしてほしいと
思っています。

こういうのって当たり前にやっていることなのでしょうか？
また違法ではないのでしょうか？

Answer 1

相続税対策は他の回答者さんの言われるとおりです。

年金面も恵まれています。
手取り月30万円の人の厚生年金は3万円弱引かれます。
会社が半分出していますので、毎月6万円弱の積立になります。

帳簿上、手取り100万円で申告していると、本人・会社それぞれが6万円弱の負担ですので、月12万円弱を積み立てしていることになります。

老後の年金をもらえる額が大きくなります。

Answer 2

同族会社ではよくあることだと思います。
法人税対策、相続税対策をお考えになっての事でしょうね。

実態は別として、書類の上では違法だと言える状態にはなっていません。
だからこそ、もう何年も同じことが出来ているのです。
国税当局は同族会社の利益処分については目を光らせていますが、違法ではないことから問題視されていないのだと思います。

義父様の知恵が勝っているということです。

Answer 3

家族経営ではよくあることです。
子供の相続税負担を考えてやっていることです。
義父が死ねば、夫の資産になります。
その時に相続税の負担を考慮しているんです。
手取り３０万円なら総支給で４０万円くらいですが、そうなると義父の資産が大きくなり、莫大な相続税をあなたたちが負担することになります。
もちろん相続財産に対してかかるので、プラスになることは確かですが、今のようなやり方をしておけば相続税を極力抑えつつ、夫の口座のお金はそのまま受け取ることになります。
結論としてはこちらの方が得られる金額が大きいです。

相続税を極力減らして子孫に財産を移す方法として、
家族経営ではよく用いられる手法です。
全額渡さず管理しているのは、実際に１００万円を渡すのは多すぎるからです。税金対策として１００万円の給料としているだけです。
行政の補助を受けられないというデメリットがありますが、そこを考慮した上での３０万円です。
今の方法を取らず、普通に給料３０万円にすれば行政の補助は受けれますがもろもろ引かれて手取り２４万円くらいになるし、夫の口座に資産も溜まりません。溜まるのは義父の資産で、それは相続税として莫大な税金を取られるデメリットがあります。

Answer 4

100万を全て渡して贅沢に暮らしてしまってはお金が残りません。
70万を毎月貯蓄して将来の相続税対策としているのではないでしょうか。
堅実な義父でよかったですね。