将来管理栄養士になりたいと考えています。管理栄養士は今需要は高まっているのでしょうか？ また、食に関する問題や課題など

Question

将来管理栄養士になりたいと考えています。管理栄養士は今需要は高まっているのでしょうか？
また、食に関する問題や課題など例えば食品ロスやスローフードという感じのものなにかあれば教えて欲しいです。
管理栄養士養成課程のある大学に進学を考えているので面接で使えるちょっとしたものでも教えてほしいです。
よろしくお願いします。

Answer 1

管理栄養士というのは給食のおばさんのトップのことです。フードロスとかは全然関係ないよ。美味しい給食作ったら残飯減るだろうけど、その程度。
学校給食でも病院でも食べる人が何百人もいて給食スタッフが何十人いても、管理栄養士はひとりいれば何の問題もありません。大病院でも最低ひとりいればいい。メインの仕事が給食で、その合間に依頼があれば栄養指導ができるだけで、一度もやったことがない管理栄養士も珍しくありません。そもそも栄養指導って聞こえはいいけど、受けたことある？必要な患者もいるけど、普通の病気や怪我で病院行く程度の人には必要のないことで、基本的には給食の仕事をします。
決して華やかな仕事ではなく、むしろ超大変です。給食の最高資格ということは給食の「最高責任者」で、大学出たばっかりの新米でも就職と同時に全責任を負わされることが珍しくない。新米でも栄養士や調理師やパートのおばさんを含めて大勢の調理スタッフを部下として任せられる。数人の管理栄養士を抱えている所もあるけど、たったひとりだけという病院や施設もあります。そういう所は就職と同時に無条件で全責任を負わされる。病院は学歴社会ならぬ資格社会。一番上の資格である管理栄養士に口出しできるスタッフはいません。ちなみに医師や院長は厨房の仕事などまったくわからないため、口出しできません。逆に言えばどんなベテラン調理員でも院長でも新米管理栄養士を助けてあげることができないため、初日だろうと出勤から数分しか経っていなくても、その時に起きているトラブルを解決してあげないといけない立場です。そのためやるべき仕事は学校でしっかり仕込まれているけど、その重圧にあっさり押しつぶされて辞める人がまったく珍しくない仕事です。初日に職場からいなくなり、電話で退職を告げた人もいました。そういう仕事です。基本的に短大でも大学でも通常業務はみっちり勉強させられているので、資格があれば問題なくやれる仕事です。でも現実に給食現場においての「最高責任者」であり、社会経験ゼロでも立派に仕事をやり遂げられることを期待されるうえに、医師のように研修期間もなければ看護師のように頼れる仲間や先輩が大勢いるわけではない孤独な立場で新米でも仕事を完璧にこなさないといけない。運良く複数の先輩管理栄養士がいる職場に就職できる人もいますが、そういう人は本当に幸運な人です。
就職も大病院でも数人いればいいという程度のため、誰かが退職しない限り新規採用はありません。だから看護師のように仕事に困らないというわけではない。希望する施設に就職できて問題なく仕事をこなせる人は二十代前半で施設の一部門を任せられる責任ある立場になれるし、給食スタッフに信頼されればあとは好き勝手やれるのですごく楽。定年までいられるし、ずっとトップとして君臨できる。でもそこにたどり着けられる人はわずかです。初日で辞めた人、一か月で辞めた人、珍しくありません。だから本当にやる気があって根性があって部下（自分の親と同年代が多い）の信頼を得られる自信がある人じゃなかったら絶対にすすめません。やめておけ、と言う。最近国家資格という幻想を抱いて希望する子多いけど、多くは現実からかけ離れています。

Answer 2

需要は高まってはいますが、資格を得る人数に比べて就職先が圧倒的に少ない状況です。

課題としては、朝食欠食児の増加（自分が食べなくていいからと子どもにも食べさせない）、核家族の増加で食生活の変化などもあります。

Answer 3

取るのが難しい割には就職は難しいように思います。