MBAを積極採用する日本企業(あるいは外資系日本法人)が求人の際にMBAに求めるものは、ビジネススクールの授業で得た知識のみならず、高度な語学力を含むコミュニケーション能力、価値観や文化が異なる環境でのリーダーシップ、チームワーク経験、世界から集まる優秀な学生たちに揉まれてきたサバイバル経験、どんな環境にも対応できる柔軟な適応力などがあります。残念ながら日本国内のMBAで得られるものは最初の1つのみで、だからこそ多くの優秀なビジネスマンが莫大な時間とお金の投資を承知で日本国内ではなく海外のトップスクールでのMBAを目指すわけです。 従って日本人、外国人を問わず、MBAを積極採用する企業への就職を希望されるなら間違いなく海外のトップビジネススクールへの留学が有利です。MBA以前によほどの学歴や職歴がある場合を除いて、海外トップビジネススクールよりも国内MBAの卒業生が評価される可能性は経験上極めて低いです。将来日本以外で転職をされる可能性がある場合はなおさらで、AACSBにMBAと正式に認定されている慶應や名古屋商科でも、アメリカでの知名度は限りなくゼロです。日本、海外での就職を問わず、海外のトップスクールを目指すべきです。
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