労働基準法に沿って教えてください。

Question

労働基準法に沿って教えてください。私の会社は4勤2休で8:00~20:05と20:00~8:05までの二交代制です。休憩時間は全部で1時間30分となっています。
法律について詳しくないのですが社員の方が違法だと言っていました。週40時間1日8時間などの基本的なことしかわからず応用できなくて違法なのかわかりません。
わかりやすく解説お願いしたいです。

ちなみに、朝晩5時から8時5分まで残業として扱われています。12時間勤務と言っているのに残業とする理由もわからないので合わせてお願いしたいです。

よろしくお願いします！

Answer 1

４勤２休が夜勤明けをどう扱っているかで回答が違ってきます。たとえば最初の１クルーが日勤、２休はさんで４夜勤ということで、最後の夜勤明けを休日として１日カウントするのかその翌日から２休日あるのかどうかです。前者は１サイクル１２日、後者のほうが１サイクル１３日と１日長いです。

前者として回答しますと、１２時間５分拘束の１時間半休憩、１勤務１０時間３５分です。日８時間こえる２時間３５分残業が連日つづいていることになります。

よって月の勤務数倍の時間外労働となり、２月も含め月により４６時間半から５４時間１５分残業となっています。

建設業、自動車運転、診療医師、新製品開発業務といった猶予事業（業務）でない限り、毎月の月４５時間超える時間外労働は許されません。３６協定で特別条項を設けても４５時間超えは年６回までしか許されないからです。

もっとも就業規則に曜日固定の法定休日を定め、３６協定に休日労働回数を設定し、その曜日の勤務（０時から２４時に限る）を法定休日労働として３割５分増し賃金支払っておけば、なんとか違法を問われずに済むでしょう（法定休日労働は時間外労働と別カウントのため）。

最後の理由は、残業を前提とした残業時間分の２割５分増し賃金支払っている（給与明細を見てください）という意味です。

違法性を問われるかは、給与明細を見て２割５分増し割増賃金しか支払っていない、もしくは一切払ってないなら違法、別途３割５分増し賃金を払っているなら違法性を問われる可能性は低まります。

なお、最初に書いたように後者サイクル、別サイクルなら、詳細に検証しないと違法かわかりません。