日本の企業は、なぜ終身雇用制度、年功序列を選んだのでしょうか？ 日本はメンバーシップ型、欧米がジョブ型とよく言われますが…

Question

日本の企業は、なぜ終身雇用制度、年功序列を選んだのでしょうか？
日本はメンバーシップ型、欧米がジョブ型とよく言われますが
共に、なぜこのような人事システムになったのでしょうか？

Answer 1

おそらくですが、日本人の性格に合ったんではないでしょうか。それら外国の多くは、血を流していろんな権利を獲得してきた民族です。それに対し日本は長く支配制度により権利を制限されてきました。そして先の大戦で負けた後に、GHQにより一気に多くの権利を与えられたわけですが、勝ち取ったものではないだけにそのもつ意味を理解できていないため、大昔の制度よろしく与えられた範囲で生きていく方が楽なのだと思います。税金の払い方ひとつにしてもそうです。未だに会社にしてもらっている（年末調整）のは日本ぐらいなものでしょう。国民全員が自分で（確定申告）しないため税金の使い方に無頓着なのだと思います。

Answer 2

選んだ訳ではなく、日本は昔から終身雇用制度、年功序列であったのだと考えます。江戸時代以前から、商業や職人制度はあり、仕事を始めたら滅私奉公、ある年齢になれば「暖簾分け」という文化が続いていました。最新の研究では、「暖簾分け」は、現在の価値で２千万円に相当する「退職金＋起業資金」であったとする説もあります。

「終身雇用制度、年功序列」は、ジャパンアズナンバー１の時代に、西欧の研究者が日本の奇跡の秘密であるとして発見した制度です。西欧では、想像も出来なかった制度だったので、ＧＥなどの多くの大企業が、終身雇用制度、年功序列を取り入れましたが、「何故、成果を出した俺が他と同じ賃金なのか？」と、優秀な人材が流出してしまい、数年で崩壊しました。

世界一の賃金を誇っていた日本が、今は落ちぶれて、ＯＥＣＤ２４位の先進国の最低賃金となり、台湾、韓国にも抜かれたので、「終身雇用制度、年功序列はダメだ！欧米のジョブ型に変えよう！」と、激しく動いている最中なのだと思います。

私見ですが、良い悪いではなく、単なる農耕文化と狩猟文化の違いだと思います。

Answer 3

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E8%BA%AB%E9%9B%87%E7%94%A8