解決済み
産婦人科医の講師から、「産婦人科医はキツすぎて人気がなくて人手不足」という話を聞きました。私のイメージでは、人を生かすために医師になったのに、中絶手術という特殊な、言い方は悪いですが、殺すことになる手術をしなければならないため、精神的なキツさがあるからだと思ってました。 しかしそれを助産師免許を持つ講師に聞いたところ「数年前に産婦人科医が法廷に立った事件があって、その頃から目指す人が減った」と言われました。 どちらもきつい理由だと思うのですが、実際、医学生の中や医師の中でも、「産婦人科は嫌だ」と思ってる方はそのような思いなのでしょうか? また、訴訟のリスクだったら外科医もあると思うのですが、そちらは人気が高いイメージがあります。実際はどうなんでしょうか?
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外科医も産婦人科医も人気がありませんよ(外科のほうがより不人気です) 日本の場合「医療行為の結果が悪ければ全て医師の過失である」という判断が下される異常な司法制度と、医師が訴えられたら全て善良な患者様が正しく極悪人の医者が悪いと全国的な報道で実名をさらされ、よってたかって叩くような不平等な文化がありますから、いくら善良ではあってもリスクがある手術をやりたがる医者は駆逐されつつあります。 「人が死んだんだということは医者が悪いということだ!」 「真実を知りたい(=医者が悪いという結論を出せ!)」 これではいくらなんでも、進んで生贄になりたがる医師はいなくなりますね。
なるほど:3
婦人科は訴訟リスクが高いイメージがあります。母子共に元気で出産するのが「当たり前」の前提ですので、母親や子供が出産で死んだら揉めるケースが多いでしょう。 それに出産は基本医者一人で対応、外科はチームプレイですので、何か不測の事態があっても家族に対して婦人科医は一人で対応しないといけないのに対して、外科医はチームで対応できるのでストレスが全然違うと思います。 本来出産とは母子ともに大変リスクを伴うもののはずですが、元気に出産して「当たり前」の世の中。 一方外科手術は家族もリスクを覚悟してるケースが多いと思います。 その辺りも違うのではないでしょうか? さらに追記すると、最近はすぐに「セクハラ」とか騒がれる世の中ですが、婦人科の医師はそういう意味でも気を遣うでしょうね。
なるほど:1
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