代表者が「頭取」を名乗るものは都市銀行、地方銀行及び第二地方銀行の普通銀行であり、それ以外の銀行や金融持株会社は社長と名乗る。例えば、かつての相互銀行では「社長」を名乗っていたものの、普通銀行に転換するにあたって多くが「頭取」に変更した。ただし第二地銀の中には「社長」の名称に戻したところも一部存在する。日本における中央銀行である日本銀行は財務省所管の認可法人であるため「総裁」が代表権者に相当し「頭取・社長」のような法律上の用語でない職名は用いない。 例外として、りそなホールディングス傘下の3銀行やかつての三井銀行、地方銀行のスルガ銀行では1998年から現在に至るまで「社長」の名称を用いている。また信託銀行やネット銀行など(金融庁の分類による「新たな形態の銀行」)では、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のみんなの銀行だけが「頭取」と、同行以外は全社が「社長」と名乗っている。 これに関連して、信託銀行のトップは伝統的に「社長」と名乗り、旧長期信用銀行の新生銀行やあおぞら銀行も「社長」を使用している(かつての長銀・日債銀は「頭取」の呼称を用いていた)。
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