みなし残業（固定残業代）のある会社は危険ですか？

Question

みなし残業（固定残業代）のある会社は危険ですか？私はベンチャーの営業に転職予定の20代女です。
その会社は、みなし残業代が30時間固定であります。
それも含めて毎月の額面給与が30万です。

転職サイトの広告には、残業時間は毎月20時間以内で、直行直帰多め、無駄な残業はしないと書かれていました。

ならば固定残業30時間も設定しなくてよく無い？と思いました。
やはりこういう会社は危険なのでしょうか。
そもそも、みなし残業のある会社が初めてなので不安です。ご意見お願いします。

Answer 1

あまりいい印象はありません。
しかし結論としては、会社次第です。

①みなし残業代は30時間支給してるが、なるべく残業させないような良い会社
→会社側のメリットとして、額面給与を高く表示できる。

②30時間に満たないようにギリギリまで働かせるブラック寄りの会社
→内容そのままで残業代を払わず社員を長時間働かせるため。

そして、①②共通する会社側のメリットとして、残業代・退職金を低く抑えられることです。

通常残業代は、基本給×25%が上乗せされます。
基本給25万＋みなし残業代5万＝額面30万の場合、30時間を超えた際に支給される残業代は、基本給25万×25%です。

上記に対して基本給27万＝額面27万で残業代が出る場合、27万×25%の残業代が支給されます。

残業代を支給する場合、なるべく基本給は少なくしておいた方が人件費を削減できるわけです。

退職金も同様に基本給をベースに計算するのであれば、低くすることができます。

Answer 2

いいえ。それだけで判断するものではないでしょう