売上債権回転率について

Question

売上債権回転率についてヤマダ電機の2015年のデータで、
受取手形及び売掛金が52,715百万円
売上高1,664,370百万円

なので売上債権回転率を計算すると31.6回になるのですが、これって他の業種と比べると大きすぎませんか！？
ちなみにビックカメラは27.6回になりました。

数字が大きい方がいいのでしょうか？

Answer 1

電子マネーやクレジットが普及したとは言え
消費者を相手にする小売り・飲食業界は現金払いがメインなので、基本的にどこも売上債権回転率は高いです。
回転率が高いとキャッシュサイクル(仕入の支払から売上現金回収までの期間)が縮まり、(スーパーとかだとマイナスすらありそうです)
企業がその間に仕入の支払いのために取って置く現金預金が小さくて済み資産の効率が良いですし
突然支払いに困るような不測の事態にも強いです。

同じ業種や同じ会社ならば回転率は高い方が良いとされますが
異業種間の比較では、同一の基準では測れないですかね。