36協定について質問です。 今年の4月から連続で45時間超えている社員がいます。この9月で6回目となりますが、 …

Question

36協定について質問です。

今年の4月から連続で45時間超えている社員がいます。この9月で6回目となりますが、
この場合、

①処罰対象は会社、本人どこまででしょうか？②どのような処罰となりますでしょうか？

本人は意図的に残業をしているわけではありません。
原因は人手不足です。会社も人を探してますがなかなか見つかりません。
本人にも残業超過していることは自覚してますし、会社からも言われています。

Answer 1

＞①処罰対象は会社、本人どこまででしょうか？
会社です。労働者に対して罰則規定はありません。

＞②どのような処罰となりますでしょうか？

法119条に6か月以下の懲役または30万以下の罰金という定めがあります。
ただし、仮に、情報監督や申告監督があったとしても、是正勧告での行政指導です。
罰則というのは、監督署が検察庁に送検して、検察庁が起訴した場合に、簡易裁判所が略式命令を出すものです。（金額によっては略式とはならない）
質問の内容で、検察が起訴をすることはないでしょう。

Answer 2

１０月もこのままですと、

1）残業を命じた、あるいは阻止しなかった上司です。会社は罰金刑の併科です。

２）懲役６月、３０万円の罰金です。

Answer 3

①特別条項付36協定だったら、まだ法違反とは決まっていません。仮に36協定を上回っているとすれば会社です。

②まずは指導ですね。程度により一発是勧かもしれません。

Answer 4

①会社

②労基法に記載の内容が参考にされます