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将来発展途上国、特にアフリカの支援に関わるお仕事をしたいと思っている高校一年生の女子です。まだはっきりとは決まっていませんが、JICAやUNICEF等の機関で教育か医療を専門にしたいと考えています。 私は国際協力 について小学生の頃から興味がありり高校は第二外国語を学べる国際系の学校に進学しました。 第二外国語はアフリカで使われている言語のひとつであるフランス語を選択し、春から頑張って勉強しています! 先日大学調べや職業について調べていたのですがそこで2つ不明な点な出てきたため今回質問させて頂きます。 まず一つ目は「どのような大学・学部に進む べきか」ということです。授業の内容としては青学の国際政治経済学部や早稲田の国際教養学部にとても興味があるのですがそのような学部に進学した場合、学んだことを発展途上国の支援に生かせるのでしょうか。専門的な知識を得るために、例えば看護学校だとか教育学部に進んだ方がいいのでしょうか。正直なところ日本で教員をすることにはあまり興味がありません、、(矛盾してしまっているのは分かってます )看護師は日本でもやってみたいという気持ちがあります。 ですがやはり、青山学院大学や早稲田大学といったネームバリューに憧れてしまいす。両親は基本的に「自分がやりたいようにしなさい」というスタンスですが大学は有名なところにいって欲しいようです。 ちなみにお察しかもしれませんが私は文系です。 そして二つ目は「JICA等に入るのは新卒採用か、他のところで実務経験を積んでから入るか」ということです。調べてみると国際協力のお仕事をしている人は、以前別の会社で働いていた人が多いようです。国際協力機関は専門的な知識と経験を持った即戦力として働ける人材が欲しいのだと思います。新卒採用だと自分が専門にしたい分野で働けるかも曖昧なので、別の会社からの転職がよいのかもしれません。 しかし、初めから国際協力機関に転職するつもりでその会社に就職するのはどうかと思いました。仕事に身が入りにくいと思いますし、会社側にも失礼だと思うからです。 質問をまとめると ①大学・学部はどこがいいか ②新卒採用か転職か の二点です。 あと、今からやっておくべきこともあれば教えていただけると嬉しいです!! 長文になってしまいすみませんでした。 ここまで読んでいただきたいありがとうございます!
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もうご覧になっていないかもしれませんが・・・ 海外青年協力隊は2年限り(延長の可能性あり)の仕事であって、就職にはなりませんので、お気を付け下さい。協力隊を目標にしてしまうと、2年契約が終わった後、外に放り出されるので、身の振り方に困ります。 JICAには、日本の主に大企業を中途退職した人がその経験を海外に伝える「専門家」というポストがあります。JICA専門家も、これまた2年区切り(延長の可能性あり)の仕事で、いつまでもというわけにはいきません。専門家は、JICAが直接雇用する正規職員とは別枠です。
なるほど:1
「JICAやUNICEF等の機関で教育か医療を専門にしたいと考えて」 1.JICAには「専門」はありません。JICAは職員が直接アフリカなどの国に行き、自らが医療や教育の現場で働く、そんな組織ではありません。JICAは毎年一定数の新卒者を採用していますが、全員が「総合職」です。何を専攻したとしても、定期的に日本と海外で異動し、いろんな仕事をこなしていきます。なぜならJICAの職員は現地で直接支援活動などしないからです。海外から寄せられる支援要請と日本のODAを結びつけるのがJICAの仕事。直接医療や教育の現場で支援をするのは、JICAが派遣する「海外協力隊」の隊員です。JICAは彼らを募集し、必要な訓練を受けてもらい、派遣する立場です。 JICAは毎年一定数の新卒採用を行います。学部は何でもかまいません。早稲田の国際教養学部でも何の問題もありません。JICAの新卒採用に専門は必要ないのです。ご両親も喜んでくれるならそれでいい。 2.国際機関となると話はまったく変わってきます。 国連機関は「新卒一斉採用」など一切ありません。国連は加盟国からの分担金で運営されているので、何もできない新卒者を雇って教育するような無駄な時間と経費をかける事など許されないのです。採用されるのは「そのときに必要とされている職種ですぐに求められる任務を遂行できる」人だけです。なので、募集は必ず詳細な条件が示されます。 例えば今、公募されている医療関係の職種でいうと以下のような条件が必要です。それはアフリカの国で「小児科専門医療施設」を新しく作るためのプロジェクト要員の募集です。 ・公衆衛生、医療工学、看護学などでの修士号以上の学位。博士号が望ましい。 ・小児科医療施設、その計画、建設、国際医療支援などにおける5年以上の経験。 ・英語とフランス語の会話・文書双方での高いコミュニケーション能力。 国際機関が、現地の病院で看護師として働く人を募集することはありません。それは現地の人達がするべき仕事だからです。 教育も同じ。教育制度そのものを組み立てることへの支援や、子どもに教育を受けさせることの重要性を国民に知らせるためのプロジェクトを立ち上げることや、教員養成施設(日本でいうと教育大学)を作りそこで教えられる教員を育てるシステムを作ることなどができる人です。教員を雇うことは一切ありません。教育関係なら、例えば文部科学省で働いていた経験とか、教員を養成する学校についての研究をしていた人とか、教育に使うIT技術のエンジニア経験がある人などが必要に応じて募集されるだけです。 3.初めから国際協力機関に転職するつもりでその会社に就職するのはどうかと思いました。 なんの問題もありません。その会社に就職したって、実績が残せなければ国際機関に就職なんてできません。なぜなら、例えば「経験年数5年」を満たしていたとして、応募書類には「職務経歴書」が必要だからです。その5年の間に、どんな実績をあげたか。どんな仕事につき、どんな役割を果たし、何を成し遂げたかを証明しなければなりません。優秀な人は上司や所属長からの推薦書も提出します。たった一人の空席を世界中の希望者が争います。「仕事に身が入りにくい」程度の人材は相手になんかされません。選ばれるのは、優れた実務経験をもつものだけですから。 はっきりいって、国際機関への就職は高校生時点では考える必要がありません。殆どの募集は「修士以上の学位が必須、博士号が望ましい」なのですから。大卒では応募資格さえないのです。英語だけでもほぼ応募資格がありません。現地の高等教育を受けた人が普通に話す国連公用語が必要です。アフリカなら旧フランス領が多くそこでならフランス語必須、それも英語でいうと英検1級レベルで。 「教育か医療を専門」にとことん拘るなら、教育学や公衆衛生学を専攻して大学院進学ですね。教員免許なんて不要です。何の役にもたちません。看護学の方は例えば看護大学→大学院というコースで、看護師の指導をする立場になるような場合には必須になります。日本で看護師をしてもいい、というのならそれもよいでしょう。看護師は例えば海外協力隊でも毎年かなりの募集がある職種、国連機関への就職が極めて難しいのだから、例えば海外協力隊員として2年間だけアフリカへ支援にいく、というのも現実的な選択ですよ。 4.今からやっておくべきこともあれば教えていただけると嬉しいです!! とにかく受験勉強。フランス語の勉強は続けましょう。あとは親との真剣な相談。本気で国連機関を狙うなら、大卒で就職はできません。修士で2年、博士課程はさらに長く「学生」で居続けなければなりません。学費、生活費、それを出して貰えるのか、それで他の家族が困らないのか、ちゃんと話をしておきましょう。
なるほど:4
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