心理カウンセラーというのは、職業の名称です。 臨床心理士というのは、資格の名称です。 なお、臨床心理士は、残念ながら国家資格ではなく、臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。国家資格では無かったので、公認心理師という国家資格が出来たのです。 なお、国家資格であっても、資格には業務独占資格と名称独占資格があり、業務独占資格は有資格者しかその業務を行えません。よって、資格の名称=職業の名称となります。例えば、医師や薬剤師です。 名称独占資格は、資格を持っていないのに名乗ると罰せられますが、資格を持っていなくてもその業務を行えます。公認心理師は、こちらにあたります。 この場合、必ずしも資格の名称=職業の名称とはならないことがあります。
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無資格でも心理カウンセラーにはなれます。 臨床心理士は民間の資格ではあるものの、資格取得に大学院卒が必要であり、国家資格である公認心理士ができるまでは、半公的な資格でした。公認心理士になるのにも、原則として大学院を卒業しなくてはなりません。 病院、学校、自治体で心理職として働くためには、臨床心理士や公認心理士の資格が必要です。
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