長距離大型トラックドライバーの求人を見ると３０万４０万の月給の求人がちらほらありますが、実際にこのくらいの給料なのでしょ…

Question

長距離大型トラックドライバーの求人を見ると３０万４０万の月給の求人がちらほらありますが、実際にこのくらいの給料なのでしょうか？休みとか入れないで出した数字だったりするんですかね？

Answer 1

下がりましたねぇ。
肉体労働（いわゆるガテン系）が嫌われてたころには倍ほど出てたものですが。
大型免許ってのも結構取りにくい免許ですからね。

普通免許ですから大型ではないと思うんですが普通免許でも8tまでは運転できますからそれぐらいだと思われる長距離トラックを運転していた友達がいます。
夜の方が高速が空いているっていう理由で一晩中高速を飛ばすんだそうです。
で、届けた先かその近く、とりあえずトラックを置いておけるところで車中仮眠。
日が暮れかけたころ起きて、今度は逆方向へ高速を飛ばす。
その繰り返しの日々だって言ってました。
車の運転以外何もない生活ですね。
これをずーっとやり続けたら、こいつ50歳になる前に死ぬな、と密かに思ってました。さすがに本人を前にしては言えませんでしたが。
幸い、そういう長距離の仕事からは抜け出せたようです。
実際、労基法？なにそれおいしいの？っていう世界ですよね。
夜行バスには途中交代要員が乗り込んでますが、トラックはひとりのほうが多く…。
口止め料って意味も、確かにあるんでしょうね。

私がよく通る道に、大型トラックやトレーラーがガンガン通っている道があります。
そういうものを運転するためだけの免許を持つ人がひとりいて、運べるのは鉄道コンテナひとつ分ほど。実際、トレーラーは鉄道コンテナそのものを引っ張っていることも多いです。
なんだかんだ言っても今はまだ運転してくれる人がいるからいいですよ。
どんなにお金を出そうとも、そもそもそれを受け取る人がいないって事態が、遠からず発生しますよ。
日本の物流の大動脈は鉄道へと還っていくんだろうなと思ってましたが、実際鉄道貨物の輸送量は全国でも増加傾向にあるそうです。特に本州と北海道の間の物流は40％以上が鉄道。にもかかわらずルートが青函トンネルしかないから、JR北海道とJR貨物の間で調整が難航しているわけですが。

売れっ子芸能人なんかの間で先輩から後輩へ脈々と受け継がれている言葉だそうですが「車の中の仮眠は睡眠時間じゃない。気絶だと思え」というのがあるそうです。
車中仮眠しか取らないで車を運転する仕事なんて、ずっと寝ないでいるわけですから、40歳代ぐらいまでそういう生活を送れたら良しとしないといけないような仕事ですよね。
少子化の影響が最初に出て来るであろう仕事のひとつだと思います。

あらゆる業界でそうやって若く健康な労働者が不足しているのは目に見えているのに、政財界のお偉方は外国から人を呼ぶという弥縫策で対応しようと言っているんですよね。
それをやって滅びなかった国ってないのに…。
お偉方は車に乗ると言えばドライバーが運転するリムジンに乗ることだと思っていそうですが、私のよく通る道のようなところをスクーターで走って見ろと言いたい。
自動車による物流がどれだけ過酷な業界なのか、それだけである程度わかると思います。
お偉方は時代の変化に従って考え方を変えるなんてことのできる年齢じゃなくなっていますから、国民の方が目覚めないといけませんね。
デスクワーク以外は負け組なんていう考え方が蔓延っているから、人手は足りないのに「就職先がない」と嘆いている人々がごまんといるという状態になるんです。
デスクワークというのは本来現場を上手く回すために発生する雑用に過ぎません。
なのに現場での仕事を見下して当然だと思ってる人たちがいる。
困ったものです。

長文失礼しました。

Answer 2

長距離だったら50万もよくある話です。しかし支給額だけで判断することはどうかな？と思います。長距離に出れば食事やその他必要経費が通常の生活よりかかります。つまり実質残った額が重要です。

Answer 3

ずいぶん下がりましたね。昔は60万、70万なんてのもありましたよ。

長距離ドライバーはトラックの維持費、違法行為の口止め料や罰金分も含んでいるからです。日本の物流の70％を支えるトラック輸送ですが、そこを宣伝しないし、国も大きなディーゼルエンジンの害ばっかりしか言いません。
そりゃ過積載や労基法無視して突っ走らなきゃ、食べていけませんよ。
休日なんかありゃしませんよ。昨日旭川で荷物降ろしたと思ったら、今日は博多で積んで名古屋で降ろせ、って業界ですからね。