現在の社会状況？（経済状況）

Question

現在の社会状況？（経済状況）最近内定取り消しや派遣社員の削減などが目立ってきています。

派遣だけではなく正社員も解雇されているらしいです。
4～5年後にはこの状況が直っているのでしょうか。

とても不安です、皆さんはどう思いますか。

それてこの現状を治すにはどうすればいいのでしょうか？

Answer 1

はっきり申し上げます。
「100年に1度の大不況」なんてマスコミが
不景気を煽っていますが、
今回の不景気は数字が伴っていません。

派遣が切られている業種を見てください。
多くは輸出に依存している大企業の製造業だけでしょう？
トヨタ・ソニー・日産・ダイハツ
マツダ・村田製作所・キャノンなどなど…
その他の企業で大量に派遣が切られていますか？

あと正社員の解雇ですが、
具体的に正社員を大量に解雇した企業を言えますか？
おそらくないと思いますよ。

他の業界では各企業ががんばってます。
自動車関連や家電製造業も他の企業はがんばってます。
富士重工はラリーをストップさせて資金を作っているでしょう？
パナソニックも三洋と吸収合併できるだけの力がまだあります。
堅実な企業はまだまだ大丈夫です。
銀行の経営難のニュースが流れましたか？
大手小売店の経営悪化が伝えられましたか？

本当、ごく一部なんですよ。今回の不景気は。
「根が広いからもっと広がる」なんて言う人もいますけど、
実際2ヶ月以上経ってどれほど広がりましたか？

今回の世界的な不況は、
実際にないお金を動かしていた金融の破綻が原因です。
投資家がリーマンのような世界的な投資ファンドに
お金をつぎ込んでいたが、そこが破たんした。
大投資家は大損をこいてしまったので、
その補填のために株を大量に売却した。
そして株価が暴落したため
マスコミがおもしろおかしく報道した。
そして一般投資家が不安にかられて株を売った。
この見えないお金の負の連鎖、
これが重なっただけのことです。

日本の場合、そこに円高がやってきました。
資金をある程度回収できた投資ファンドは
新たな投機先を探します。
しかし原油は2008年初～2008年夏までの
原油高騰で企業活動が停滞するという
負の連鎖を生むことを学んだので、
欧米の投資家は日本の円を買い漁ります。
欧米から見れば日本企業は
欧米企業よりも健全と思っているからです。
いつものことですが、日本の景気に関わらず
欧米が不景気になると円が大量に買われます。
そして円が大量に買われて円が急騰。
一時は90円を割り込む、大幅な円高になりました。

そして日本の輸出産業は大被害を被ります。
円高になれば外国人が日本製品を買う時に
相対的に高くなってしまうので、
日本製品が売れなくなってしまいます。

それで、輸出を主力とする大企業のダメージが大きい。
言い換えれば今回ダメージを受けている企業は
外需に頼っていて内需は片手間って企業です。

1929年からの世界恐慌のように
供給量が需要量を上回っての倒産の連鎖ではありません。
なにより現代は20世紀前半よりも
経済は国際的になっています。
アメリカ経済が本当に破綻していれば、
日本の企業ももっと大打撃を被っていたと思われます。

とにかく不安になる必要がないということです。
就職・転職サイトなどをご覧ください。
求人がたくさんあります。
職は選ばなければいくらでもあるんです。

本当に不景気ならば、
未経験の求人が一斉になくなります。
でもそれほど減っていません。
ダイハツなどは派遣を切って
中途採用を募集しています。

今回の派遣切りは
需要と供給のバランスを保つための企業戦略です。
だから製造業の派遣だけが
ばっさばっさと切られています。

そういった経済状況です。
誰が言いだしたのかは知りませんが
今の日本は決して未曾有の不景気ではありません。
がんばっている企業はいくらでもあります。
とある居酒屋チェーン店みたいに
500名の新規雇用を募集する企業もあります。

そして原油価格の暴落によって
食品関連や日用品の製造業は
次第に業績を回復してくるでしょう。
自動車の国内需要も向上してくると思われます。
運送関連も回復してくると思われます。
そうした内需中心の企業が努力を続ければ、
次は輸出に重きを置く大企業も復活してくるでしょう。

良い要素もたくさんありますから、
おそらく2年以内、
早ければ来年中にはもとの水準に戻るでしょう。
政府の対策が早ければ夏には回復の兆しは見えるはずです。

まぁ…円安にする以外政府の方策ってないですけど…
他の雇用対策は急場しのぎなんで
そんなことに税金をつぎ込まずに
とにかく円を買い戻して
為替相場を100円代に戻してほしいですね。

Answer 2

本当に人が必要としている物を作ったり、売ったり、サービスを提供している企業は生き残ると思っています。

現状を治してもらうのを待つより、自分は自分自身が強くなることだと思います。

Answer 3

何でも他人や政府の責任にするのではなく、自分の身は自分で守るという原則をそれぞれが持ち努力することです。
景気が良かろうと悪かろうと、企業は優秀な人材を求めているし、不要な人材は切りたいというのは原則ですから、優秀な人材は切られることはありませんし、切られてもすぐ転職可能ですよ。