現在ＩＴ系の企業に派遣で働いております。この職場には6社の派遣会社が派遣社員を送り込んでおりますが、賃金格差が ありす…

Question

現在ＩＴ系の企業に派遣で働いております。この職場には6社の派遣会社が派遣社員を送り込んでおりますが、賃金格差が
ありすぎて、悩んでおります。まず当方の派遣元は交通費が出ません。他社は一律15000円前後の交通費の支払いがあります。その点はしかたないと思っていましたが、ふたを開けてみると時給の格差が大きいのに愕然としました。勿論会社により支給額が違うのは多少は仕方ないと思いましたが、最大で時給350円。最小で200円の開きがあります。
管理職にあたるので、開きが一般の派遣社員の方より大きいです。

月間22日労働で1日8時間が規定です。残業が20時間程度ありますので、月の労働時間は200時間程度にはなります。
安いところで月額交通費込みで55000円の開きがあり高いところとは80000円以上の開きがあります。
派遣先の採用担当の方に相談したところ派遣元がよければ派遣会社の異動は口を挟まないといわれましたので、派遣会社の
営業さんに相談をしたところ最低でも一ヶ月以上の空白がないと他の会社から同じ派遣先での勤務は認めないと言われました。

二年間ずっと我慢をしていましたが、職場も縮小の方向で、いつまで雇用いただけるかも不透明です。それなら、今回6ヶ月の
更新を頂いたので、その機会に異動と思った次第です。法的に1ヶ月以上の空白をあけなければならないという規定があるので
しょうか？
ちなみに派遣先から派遣元に払われる額は一律ですと、確認を取っています。

Answer 1

「一か月以上空けないといけない」という法律上の規定は存在しません。
何を根拠に派遣会社の営業マンがそんなことをおっしゃったのかは全くもって意味不明ですが、だからといって派遣元を変えることは合法ではありません。しかしながらあなたが派遣元を変えて同一の派遣先へ就労することは、あなた自身にとっては何ら法的規制はありません。
誰が法的規制の対象となるのかというと、それは派遣先である現在の就業先企業とあなたが新たに派遣されようとする派遣会社です。
いわゆる労働者派遣法では「派遣労働者を特定して受け入れること」は禁止されています。派遣先の採用担当の方は口を挟まないとはおっしゃられているようですが、あなたが派遣元を変えて新たに就業することはわかっていて、この派遣受け入れを行うのですから立派な特定行為に当たります。ネット上では言わなければバレない、建前を取り繕えば大丈夫という言葉が派遣労働者同士の間で横行しているようですが、労働者派遣には記録として残さなければならない「管理台帳」というものが存在し、派遣元である派遣会社と就業先である派遣先にそれぞれ保管・管理されています。その管理台帳には派遣元の名称、派遣先、派遣業務の内容、派遣労働者の氏名、派遣期間等が記載されており、それを見れば一目瞭然で「派遣先が同一の派遣労働者を異なる派遣元から受け入れた」事実が発覚します。ちなみに労働局が監査に入った場合、この管理台帳及び苦情処理台帳を真っ先にチェックします。実際にこれでやられたケースも存在しています。管理台帳が存在してない場合は論外で終了です。こういったリスクをあなたの文脈からするとその派遣先の方はご存知ないようですが、おそらく知っていたら拒否するでしょう。派遣先に派遣を受け入れるための専門部署がある企業（KU●OTA等）は今回のような事例は絶対に許可してくれません。
まぁしかしいずれにせよ、それで最初に被害（処罰というべき）をこうむるのは派遣先と派遣会社であって、あなた自身には何の処罰もありませんし影響もすぐには出ないはずなので、最終はあなた自身の判断でいいと思います。しかし適正を求めるのなら、現在の派遣元に対し苦情を申し出て今回の問題点である根拠の無い賃金格差を是正してもらうのがベストです。それでも解決しないなら、所轄の労働基準監督署もしくは労働局へ申し立てを行えば、派遣元を変えずとも賃金の格差は解消しますよ。

Answer 2

以前働いていた会社も派遣会社数社が出入りをしており、
派遣会社によっての格差がありました。
それによって派遣会社を変えた人が数名いましたよ。
「最低でも一ヶ月以上の空白がないと…。」という決まりはありませんが、
基本的にはやってはならないことのようで内密にという感じでしたが。

派遣先から6ヶ月の更新をいただいているのですから、
一度派遣先や変わりたい派遣会社に相談してみるといいと思います。