解決済み
レアケースの高齢就活、そして人生について質問です。 私は現役で某旧帝大の文系学部に入学しましたが、1年の留学などを経た後に就活の時期になり、そこで熟考した結果私が選んだ道は医学部医学科の再受験でした。 前からあった医者になる憧れのようなものが消えなかったのと、企業で働くより勉強をし続けてそれを生かして忙しく働く職業が1番自分に向いている。働くのが遅くなっても医者の給料なら差し引きプラス以上のはずで、老後も働ける職業だから、きっとこれが1番の道だろうとその当時は信じて疑いませんでした。 そのような経緯で、1年勉強して再受験を成功させ、その時は就職が厳しい時期だったこともあり「受験失敗+卒業で既卒無職になってしまうとまずいのではないか。再受験が失敗なら一留して就活、成功なら中退して医学部に入学しよう」と考えていました。そして受験で合格し、前の大学は中退して地方国立大の医学部に入学しました。この時22歳です。 そして今は25歳で、これから医学部の4年生になろうとしているところなのですが、結論から言うと再受験は大失敗で、医者に向いている性格、価値観、人生観では無かったなと今は、医学部の同学年生や学校に来るお医者さんとの交流を経て思っています。 勉強が好き、勉強=仕事の職業ならきっと自分にとって天職、医者は自分に向く、と思っていたのは、今思えば経験の薄さからくる若い思い込みでした。 留学までした英語力とか、国際関係の学問が得意、または好きな分野なだけであり、学問全般、ましてや医学が好きなわけでは全く無かったなと、今は思ってしまっています。 それになにより、医学部はとにかく暗記することを一日フルにある授業や厳しい進級試験で求められ、そのせいか自分の強みだと思っていた柔軟に早く考える頭、クリエイティブな面や、英語力などを磨く時間が無く、それどころか、それらのスキルが落ちていきそうになるのに耐えられない、という気持ちが最近特に大きくなっています。 英語や考えること程好きではないし得意でも無く、医学部の他の学生ほどは熱意を持って取り組むなんて出来ないと思うようになってしまった医者にこのままなり、平均残業時間70時間+α、仕事にはカウントされない学会出席義務などをこなしながら働く人生を送ることが自分の人生か、と思うと心理的には受け入れ難く思っている自分になるとは、全てを受け入れる覚悟で挑んだ再受験の頃には露ほども思いませんでした。 前の大学で出来た親友たちは学部卒、院卒で社会人3,1年目だったりしています。彼らと定期的に会って会社のことを教えてもらったりするうちに、「自分の数少ない強みが生きる企業に就職して働き、土日の休みで英語力を磨いたり、趣味として続けている小説執筆と賞への応募を続けたい」と思うようになりました。 前の文系学部にいた自分と、医学生の自分とを対比して見てしまう術を身につけてしまったので、どう見ても適性・興味関心は前者だったなと思います。 医者という職業が尊く、彼らの頑張りが無ければ日本は回らないのだということはよく分かりました。しかし、自分の一生が医者で良いのか、納得出来るのかという話になると、納得出来そうに無いなと思う自分がいます。 医者というのは、「成りたくはないけど病気になってしまった人が仕方なく来て、それを治療する言わば−100を−10にしたり、更なる悪化を防ぐ職業」だと思います。 そんな医学部に居るからこそ、小説を読んだり、好きなアーティストのライブに行ってみたりする度に「来たい人だけが敢えて来て、0から+のものを見出す」"文化的な"職業って素晴らしいのだな、と対比的に気付くことが出来ました。 ここからが本題なのですが、最短で卒業するとして私は卒業時には28歳になっています。 それでも、もし今からでも出来るのであれば、小説や新書、海外旅行雑誌を世に出す出版社、新聞社、日本のゲームを広く海外にも発売するゲーム会社など、「クリエイティブで、文章と付き合いしながらする仕事、もしくは日本の文化を、自分の英語力を生かしながら海外に広めたりする仕事をする企業への就職を勝ち取りたい」と強く思う自分が居ます。 高齢の新卒であること、医学部のカリキュラムとの平行など、厳しい道である事は分かっているつもりです。 そこで社会人、または人事の皆様から見て、これらの業界で私のような経歴の28歳が就活を成功させるに当たって、ESを始めとする各種のステップで心掛けるべき事、または「こういう業界もある」「こういう道もある」というアドバイス、それ以外にも率直に思う所を宜しければ教えて頂けないでしょうか。 社会人や人事の方でなくても構いません。少しでも外からの目、意見が欲しいと思いこうして長文ながら投稿させて頂いた次第です。 皆様からの忌憚なきご意見、お待ちしております。
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>クリエイティブで、文章と付き合いしながらする仕事 >厳しい道である事は分かっているつもりです >率直に思う所を宜しければ教えて頂けないでしょうか。 ワシの経験からすると……。面接の場で「分かってるつもりです」と「クリエイティブ」って単語はあまり出さないのがおすすめですばい。履歴書の志望動機にも書かんほうがよか。 面接官は「厳しい道である事は分かっているつもりです」と言う人と「クリエイティブ」を連発する人は警戒することが多いですばい。出版業界で長年血ヘド吐いてきた面接官にとっちゃ「未経験の貴様に何が分かる」ってなもんだしね。それに、採用側が未経験者にまず望むものは「クリエイチビチー」ではなく「言われたことを素直にやる兵隊としての誠意」なのだから。 ワシもそうだけど、面接官はしばしば高齢応募者の『隣の芝生』現象に直面しとるのね。他業種に見切りをつけた人間が「出版って素敵そう」という夢を抱いて、口先では「厳しいことは分かっているつもりです!」と言って面接にやってくる。それで試験採用してみたらば、これが3週間ももたなかったりする。そして去り際の捨て台詞がきまって「こんなクリエイティブじゃない仕事とは思っていなかった」なんだ……。 当たり前のことなんだけど、未経験者がいきなりクリエイチブな仕事を任されるなんてことはない。過去に出た雑誌のバックナンバーの整理だとか、取材のアポイント数百件電話しまくりだとか、原稿確認のメールやFAXひたすら送るだとか、山ほどある読者アンケートを集計するだとか、そういう地味―な仕事が腐るほどあるわけ。強行スケジュールの撮影で運転やらされ車内泊なんてこともザラでっさ。 長年業界で働いてる人間は、そういう「クリエイティブ」の下支えに従事してきてるもんで(そしてクリエイティブにたどり着く前に過労でやめてった人間を多々見ているので)……。一足飛びに「クリエイティブやりてえ」とか言う未経験者さんには警戒のまなざしを向けちょりま。 あと、マトモに休みが取れるとは思わんほうがよかですばい。ほなグッドラック。
スガシカオを目指すか https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%82%AA 起業するかだね。 他人や、組織に頼っちゃダメだ。ただ28じゃ逃げ場は必要だから医学部卒業して医師免許取ってからにしたほうが良い。 北杜夫の事例はある。彼も医者には向いてなかった。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%9C%E5%A4%AB
貴公にそれほど自認できる才能があるなら、書けば良いです。 しかし、今までして来た事のけじめはどうつけます?医師として世に貢献し、社会的使命を十分果たした上でなら反対しませんが。 医学部を「すべてを受け入れる覚悟で挑んだ」と一度は豪語したのですから、ここに来て方向転換したところで、栄光の選択は用意されていません。 貴公は、「アルト・ハイデルベルク」を読んでいませんか? 留学先から本国へ戻る(王位につく)事を拒む皇太子へ、重臣が「すべて雲の上の人の生活は、すばらしいものと思われている。だが実際は、絶えざるつまらない些事に振りまわされるものです。」といさめます。 自分で決めた道ながら、 ・・残業が70時間帯以上 ・・学会は仕事にカウントされず そんなことで医師になる情熱が揺らいだ? まるで定時で帰れるサラリーマンこそ最も望む仕事だ、と言ってるようです。 私は、貴公のような方に医者になってほしくはありません。 患者(急患)は一分も待ってくれません。 ベッドで寝ているだけに見えても、主治医に訴えたい苦痛や不十分な待遇を究極まで我慢し、望みのない日々でも 生きている限り送り続ける彼らには、みな尊厳があります。貴公の言葉からは患者や家族に寄り添う医療は期待できないだろうな、と思います。 二足のわらじ(医者と作家)を履いて、ある日突然脳梗塞で倒れた元医師の手記も読みました。 どの業界も現実は悲惨です。365日1日も休みのない店長、オーナーさんもいます。運送業の方は、睡眠も取れてないでしょう。 夢見る時はもう過ぎたのだと自分に言い聞かせ、激務が待っていても今目の前にあることをただ成し遂げ ろとアドバイスしたいのですが、前述のように人の体を預かる仕事にその意欲では逡巡します。 卒業したときにはもう家庭を持ってもいい年頃ではありませんか? 貴公が男性で妻子ある身なら、家族の為にそんな高等遊民のような事を言ってはいられないと思います。(失礼) 学費を出し続けてくれた両親に対する言葉も文面から読み取れないし、漢字の間違い(平行→並行)は出版社の人事担当から見たらNGでしょう。 ただ、貴公のなみはずれた努力、目標を持つという積極的姿勢、若くて(多分イケメンで)、謙虚に内省する態度などは、私から見ると有望です。たいていの人はその日暮らしで精一杯です。 作家編集者になれるかどうかは、申し訳ないのですが私はその分野はよく知りません。貴公の投稿は、長文の回答がつくほど(内容は厳しいものですが)、読み手の興味を引くもので、良い文章だと思います。でも現実が先決ですよ。
なるほど:1
いつまでも、青い鳥を探しているというか、食べていくための仕事をすることから、逃げているように見えます。 あなたの言うように、医者はマイナスを少しでもゼロに近づける仕事です。しかし、必ずしも完全な健康体になれなくても、患者さんが自分のもてるものを最大限に活用して生きていこうとする姿は尊く、そのお手伝いができる仕事に誇りをもっています。 どんな職業でも、完成度の高い仕事をするためには、修行を積まなくてはいけません。医者の仕事ができるようになるのには、時間がかかり、卒後5-10年くらいは見ておいたほうがよいでしょう。 学部3年生に、医者の仕事は、柔軟性や創造性に欠き、英語力不要と言われる覚えはありません。進級のための暗記はデューティーでしかないのだから、色々やりたいのなら、合間にやれば良いでしょう? 卒業時28歳、いつまでインプットだけを続けるつもりですか?そろそろ実践して、社会に貢献しないと、気づいたら老人ですよ。
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