退職時の有給休暇の買取について、これについては通常では禁止されているかと思いますが退職時には認められていたかと思います。…

Question

退職時の有給休暇の買取について、これについては通常では禁止されているかと思いますが退職時には認められていたかと思います。しかし義務でもないのでそれに会社が応じる必要性が無いともされているかと思います。例えば今退職届を出したとし、会社側が「3月いっぱいまでは働いてほしい」と言ってきたとします。
これに対しこちらが有給の買取を条件に了承したとします。

おそらくこういったものはあまり書面に起こしたりする事は無いとは思うのですが、もし仮に会社側が後になって「そんな事言ってない」と主張してきたらどうなのでしょう？
所謂言った言わない論争にもなってしまいます。

また、仮に書面に起こしていなかったとして、これらの会話を録音していればその音声は証拠として認められる可能性は高いものなのでしょうか？

最後に、会社都合（賃金未払いなどの不法行為による）の場合、退職届は必要ないとされていたかと思います。
こういう場合、人事権を持つ立場の人「では退職します」という口頭告知でおしまいなのでしょうか？
また、会社都合であっても有給は使えるという事は「有給が40日あるので40営業日後の〇月〇日に退職します」と口頭で伝えるという事になるのでしょうか？

Answer 1

禁止です

Answer 2

いくつかの質問に対し、箇条書きで説明します。

1.有給休暇の買取に関しては、会社に買取義務がないだけです。買取するのであれば、何も問題はありません。買取することを書面でもらえば良いと思います。

2.会社都合にもいろいろありますが、解雇の場合は、会社が解雇を宣言することで、労働契約が、解除になりますので退職届は、必要ありません。
しかし、事業所閉鎖等、会社の都合で辞めざるを得ない場合、退職届は、必要と思います。離職票に会社都合の理由が記載されると思います。
3.契約に関しては、口頭でも成立しますが、言った、言わないで揉めることも考えられるので、大事なことは、書面で提出します。退職届は、就業規則で提出が義務付けられていると思います。