自動車部品メーカーは自動車学校に部品を供給できなくてラインを停止させたとき、その損害賠償をしないといけないと社内の教育で…

Question

自動車部品メーカーは自動車学校に部品を供給できなくてラインを停止させたとき、その損害賠償をしないといけないと社内の教育で受けていました。しかし、私の前いた会社は自動車会社のラインを数時間停止させてしまいましたが未だに存続しています。
教育を受けたときは「資本金3億円くらいの会社だったら30分ライン止めたら倒産するぞ！！だから品質と自主保全は積極的にするように」とお触れを受けていました。
実際のところ、お客様の生産設備を止めたらどうなるんでしょうか？

Answer 1

>自動車部品メーカーは自動車学校に部品を供給できなくてラインを停止させたとき、

誤記ですか？
自動車学校？

もし自動学校になら、
①自動車メーカー
↓
②自動メーカー販社
↓
③ディーラー
↓
④自動車修理工場
↓
自動車学校

一般的には、車が故障して部品交換が必要となれば、③か④が自動車学校の修理を行います。
自動車学校にラインは有りません。

基本的に修理は在庫が無ければ、必要な部品をメーカーの保守パーツ管理会社へ発注し調達してからですから、そこにラインストップとか補償の話は有りません。

もしかして、
部品メーカーが
↓
自動車メーカーに部品供給出来なかった場合？…では？

これは、一般的【機会損失】の事を言っていますから、それは本当です。

つまり、車メーカーのラインを停止させれば、間違いなく機会損失が発生し、停止させた時間により、数億円の機会損失が発生します。

それを部品メーカーに請求するかどうかは、原因と契約次第です。

それと、厳しいのは大手に対してであり、中小の下請けには甘いと思います。

だから、ラインを停めたらそれだけの損失を出してしまうので、「品質も納期も必ず守れ」…という注意喚起の為に言われていると思いますし、理由や契約次第では、中小企業でも請求されるケースは有ります。

またどちらかと言えば、ラインを停めた時間より、部品不良を出してしまい、それを交換する時間とその交換の為の代替品のコストは、部品メーカー持ちになる可能性は高いです。

これは、自動車メーカーならずとも、他の業界でもよく有る話。

私の居た大手メーカーでも、1分間ライン停めたら100万円と言われていました。