公益社団法人や財団法人に入るのって難しいのですか？ 珍しく募集がかかっているのを見たのですが待遇などってやっぱ中小企業…

Question

公益社団法人や財団法人に入るのって難しいのですか？
珍しく募集がかかっているのを見たのですが待遇などってやっぱ中小企業並みなのでしょうか。調べましたが職員の人数などや規模がわかりません。

Answer 1

株式会社ってどうなのでしょうか？
ときかれても、全ての会社が違うように、全ての公益財団法人、公益社団法人とも個々で違いますので答えようがありません。
所詮、民間の団体ですから、大企業並みもあれば中小企業規模、個人商店のような運営の所まで様々です。
株式会社と違うとすれば、公益認定を受けている財団法人・社団法人は、その設立～運営に関して役所から厳しいチェックを受け続けることになりますから、ピンポイントの目的のためにあり、酷く窮屈な事業になるということです。
株式会社のような営利企業なら、お金を稼ぐために事業の目的を持ち、その事業をガンガンやってしっかり稼ぎ、風を読んで儲かりそうな事業を増やして「商売」をしますが、公益法人は非営利の特定の目的のためだけに活動をする団体で、お金が入ってきても目的達成のためだけに使うことが基本で、「利益」やその配分は無いですし、もっと言えばまともな内部留保さえありません。
なので、公益法人に就職をしようと考えるなら、自分はその団体の目的に対して専門的に何ができるのか…ということが一番大事です。それが抜けて、目的やそのための事業も確認せずに「役所のようなものだろうから、安定で楽」と誤認して就職先として選ぶとしたら間違いです。
公益認定を受けている団体であれば、目的からその事業、財務状況程度は公表していますから、誰でも確認くらいはできるはずです。
たとえば、音楽に全く関心がないのに、オーケストラの公益財団法人に就職しても、物流に何の関心もないのにトラック協会のような公益社団法人に就職しても、本人が仕事をするのが楽しくないでしょう。