医学生はポリクリが終了したら医師試験にのぞみます。 合格したら、99%は医局に属します。 1%は医師免許だけ取得し、フリーターになったり、家事手伝いを する人達です。女性が多いと言われています。 医局に属したら研修医として2年、医局長の下で働き、その後、 病院の当直医などに派遣され、4年ほど経ったら、ようやく非常勤の 仕事が回され、週に数回、大学病院と関連している医療機関に診察医 として派遣されます。 臨床経験が5年だと、研修医時代の2年を差し引いて実質3年です。 18歳で医大入学、医大は6年ですから、24歳で卒業し、そこから 研修医ですから、5年経つと29歳です。 前置きが長くなりましたが、バイトだけでやっていける医師はそれなりの スキルがあって、かつ求められる診療分野に対応できなければ、門前払い です。具体的には、内科系であれば、神経内科、呼吸器内科、循環器内科 、最近だと腎臓内科もです。他の内科医はそれほどお呼びではありません。 外科系なら、整形外科、麻酔科医あたりでしょう。 麻酔科医は、バイトだけで年収2~3千万円稼ぎます。 勤務医だと、高くて1,500万円ぐらいです。 だから、スキルのある麻酔科医は医局に属していません。 複数の医師紹介会社に登録して、あちこちの病院を飛び回っています。 一時は、産婦人科医にも、そんな医師がいました。 医師不足は解消されていませんが、病院もバカではありません。 地に足がついていない医師は、その時だけの使い捨てです。 いずれ行く所が無くなります。 年も取って、最後に行き着くのは、老健などの勤務医師です。 何十人と医師を見てきましたが、医師の世界はバイトで食っていけるほど、 そんなに甘くないですよ。
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