解決済み
財務諸表論についてです。 先日から財務諸表論の理論の勉強をはじめたのですが、企業会計原則や企業会計基準、企業会計制度など似たような文言が存在していて、各々の微妙な違いを理解出来ないです。 それぞれどのような差異があるのでしょうか。
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分かります(笑) 私も勉強しているときはごっちゃになりました。 企業会計原則は1949年に出されたもので、めっちゃ古いです。 保守主義の原則とかそういうのですね。 企業会計原則は、今は基本的な考え方は踏襲しているものの、現在の会計制度とは異なる考え方もあります。 そのまま用いられたりもしません。 「原則」という名の通り、大きな考え方っていうことです。 企業会計基準は、現在使われている基準です。 随時改定されています。 「金融商品に関する会計基準」とかですね。 「原則」みたいな考え方のベースや大枠ではなく、実際に用いられているルールです。 企業会計制度は、たぶん、日本基準とか国際会計基準(IFRS)、米国会計基準(USGAAP)など、どの会計基準の枠組みを用いるかだったと思います。 さっきの「金融商品に関する会計基準」は日本基準に属する会計基準です。 似たような基準がIFRSやUSGAAPにも存在します。 そして、現在は日本基準、IFRS、米国基準がコンバージェンスを進めています。 財務諸表の比較可能性を高めるため、各国が協力して進めているところです。 「原則」「基準」「制度」などの文言に注目して、まずは何を指すのかを理解するようにしていって下さい。 合格を祈っています。
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