SAPコンサルをしている者です。 私はロジ系(ロジスティクス)コンサルをしていますが、 会計も当然わかりますので回答させていただきます。 SAPはERPの統合パッケージですので、 販売物流(SD)、在庫購買(MM)、生産管理(PP)、財務会計(FI)、管理会計(CO)、人事給与(HR)etc.. 会社で必要な基幹業務を司るシステムがすべてパッケージされた製品になります。 かっこ内の略号は、SAPで使われるそれぞれのモジュールのことです。 会計となると、おそらく財務会計(FI)のことを気にしていると思います。 FIは、外部会計や制度会計のモジュールです。 購買(MM)や販売(SD)において発生する収益や支出、入金、支払、債務、債権、 固定資産管理など財務会計簿記として必要な内容を管理します。 他のSAPモジュールで発生した会計データがここに集約されるため、 必要不可欠なモジュールとなります。 ロジ側で処理しきれない会計処理を直接FI側で処理させることもあります。 日々の業務で発生したFI伝票の処理、 決算時の業務処理、などが業務内容になります。 管理会計(CO)は、 内部会計を担当するモジュールですので、 企業全体のプロセスにおける調整・管理・最適化が容易にすることができます。 原価管理や収益性分析、利益センタ管理を行うのがCOです。 製造業における重要なコスト削減施策となるのはCOなので、 PPモジュールとの繋がりが大きいモジュールです。 製造実績の管理、機械、人のコスト管理など。 海外出張に関しては、 海外ユーザーに対してのサポートがメインになるかと思います。 ここは、どういう目的で出張するかプロジェクトによりますね。 例えば、新システム導入時のテスト支援、すなわちQA対応や、導入サポート、 または、ユーザー教育などです。 海外出張するとなると、英語は必須ですね。 SAPは色々なモジュールの統合パッケージと言いましたが、 企業の業務内容により、 一部のモジュールだけの導入も可能です。 そういう企業も多いです。 FIは特にそれが多いモジュールでもあります。 他の部署のシステムはそのままで、 FIだけSAP導入、なんて企業が多いです。 例えば、 東京メトロは、経理システムをSAPにしています。 講談社は、会計システムをSAPにしています。 回転ずしのスシローでさえ、財務会計、管理会計のモジュールを導入しています。 こんな感じでいかがですかね。 また、わからない事の質問をいただければ、 私が答えられることであれば回答させていただきます。
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