仕事で重量物約400kgの下敷きになり左足首を複雑骨折しました。骨折して5ヶ月経ちますが自分で足首を動かせません。

Question

仕事で重量物約400kgの下敷きになり左足首を複雑骨折しました。骨折して5ヶ月経ちますが自分で足首を動かせません。医者からも回復の見込みがないと言われ私はプレス作業をしていましたが立ち仕事は諦めたほうがいいと言われました。
私は29歳で妻と子供がいます。現在の職場までの通勤時間も車で1時間半かかり、今の足の状態では長距離の運転も難しいです。今後会社も辞めなくてはいけないのかと考えています。
会社からは早く職場復帰しろと何度も言われますが私自身、復帰してもろくな仕事も出来ないと思います。
今後の仕事や将来がとても不安です。
これからどんな様に行動したらよいのでしょうか？もし私のように足首が動かせなくなった方や骨折に詳しい方等いましたらアドバイスよろしくお願いします。
私は現在労災で休業中です。

Answer 1

労災関係で仕事をしているものです。
ご質問の内容ですが、今はリハビリを行っているところでしょうか？
医師から回復の見込みがないと言われているということですが、今現在治療効果がもう無いところまできていると考えてよろしいでしょうか？
治療効果がなく、もうこれ以上改善傾向が無いということろまで来ているという状態（症状固定といいます。）になっているということを前提にお話をしたいと思います。

まず、症状固定状態になったと医師に判断されたら、労働基準監督署に対して後遺症の労災請求を行ってください。（障害補償請求といいます。）
足首の状態を見たわけではないので断言できませんが、あなたに残存している症状は、足首を動かせないことと（機能障害といいます。）、おそらく疼痛（痛みです。）だと思います。
もし、あなた自身の力で足首が動かせないのであれば、障害等級第８級に該当します。
その場合は、あなたが今受給している休業補償給付の日額×５０３日分＋特別支給金を受け取ることができます。
この給付を受けることでまず当面の生活費を確保することができます。

次にこれからの生活についてですが、私の経験上、不幸にして労災事故で負傷し後遺症が残っている方々は、再就職が難しいという現実があります。
ハローワークで仕事を紹介してもらっても、後遺症のことを話すと断られることが少なくないのです。
私は、このような場合には障害者手帳の申請をしてみてはどうかとアドバイスしています。
もちろん、申請するかどうかはあなたの自由ですし、障害者として認定されることについて抵抗を感じる方も少なくないので、強制はしないのが前提です。
障害者手帳が交付された場合のメリットですが、雇用した会社に対してハローワークから助成金を出すことが可能になります。
企業側にもメリットが発生するため、就職がしやすくなり、また、就労することで、面接等では見てもらえないあなたのいい面を会社にアピールする機会が生まれます。
こつこつ自分のできる仕事をこなしていれば、会社側も雇用を継続してくれるとおもいます。

もちろん、上記のように就労できる方もいれば、就労できない方もいると思いますが、まず行動してみることが大事だと思います。
妻と子供のために父親としてやるだけのことはやってみませんか？あなたの不安が一日も早く消えることを願っています。