解決済み
電気主任技術者の必要性について。 工学部電気学科の者です。 大学である特定の授業の単位が取れると電気主任技術者の試験筆記試験が免除になります。それがあれば実務経験に応じて3種、2種、1種の取得が可能だそうです。 私は将来自動車メーカーか、電機メーカーの開発部門に所属希望しています。 大学の教授が仰るには電気設備の管理に担当しない限り、電気主任技術者の資格を使わないとの話がありますが本当でしょうか? メーカーの開発では使わないものなのでしょうか? 違う場合はどの用な場合使うのか教えて頂きたいです。
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筆記試験免除と制度はありません。 あるのは、認定という制度です。 大学の工学部電気工学科(一種認定)などの認定校において指定された単位を取得して卒業し、法令に定められた実務経験を積めば、国家試験や講習を受けることなく免状を取得できるのが認定制度です。 資格審査は実務経験年数と単位取得数に基づき経済産業省によって行われます。 そもそも認定で電気主任技術者免状を取得しようとすると、 ①高圧を扱う電気設備のある工場やビル等での現場の実務経験が必要。 ②実務経験証明書に企業の代表取締役の印がいる。 ③実務について、経済産業省保安監督部にて面接質問がある。 となかなかハードルは高いです。 電力会社などでは、試験合格以外の免状取得は認めてないので、そもそも代表者印をもらえません。 面接もかなりつっこんだ質問があるので、担当する電気設備の保安管理に関することはすべて理解し、スラスラと答えれないと承認してもらえません。 >電気設備の管理に担当しない限り、電気主任技術者の資格を使わないとの話がありますが本当でしょうか? 電気主任技術者は、免状保有者の中から設備の設置者に選任されて初めて電気主任技術者になれるというものですので、基本的に一施設に一人いればOKです。 なので、電気設備の管理の担当者でも資格を使っていない人はたくさんいます。 >メーカーの開発では使わないものなのでしょうか? 資格そのものは100%使わないと思っておいていいです。
教授の言っていることは、半分は正しいです。電気主任技術者の資格、すなわちその法的な専任の仕事は、おそらく電気設備の管理くらいしかないです。 電機メーカー、車メーカーの研究に従事する人に、電気主任技術者の資格は必要ないです。 電気主任技術者の資格は、英検と同じで、能力を証明するものとして、扱われていますので電気主任技術者の資格はその意味で価値があります。 3種は一般的ですが、2種、1種は 尊敬されます。 現在、電気自動車や、ソーラー発電、大容量電池など、パワーエレクトロニクスが花盛りですが、意外と電力系の資格は電気主任技術者と電気工事士くらいしかないのです。 電気系の大学を卒業しても電力系を触れない人が数多いことを考えると、一目置かれる資格だと思います。 しかしながら、やはり研究職だったら、電気主任技師ではなく修士、博士、技術士くらい必要でしょうね。
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