会計士も税理士も、職業なので、本来は「就職しやすくするために取っておくと良い資格」ではありません。医師免許を持っていたら就職しやすいですかとか、司法試験に合格したら就職しやすいですか、という質問に似ているような気がします。 就職とかでなく、資格を取ったらその仕事をする、ということになります。 会計士試験に合格したら、監査法人に就職することになります。そこで監査経験を積んで、修了考査を受けて、晴れて公認会計士となります。 税理士試験に合格した場合も、税理士事務所などで実務経験を積んで、税理士会の名簿に登録することで税理士となります。会計士と違い、税理士は科目合格制なので、一部科目合格時点で税理士事務所に就職して、実務経験を積むことが可能となります。会計士は、一般的には会計士試験に合格してからでないと、監査法人へ就職することはできないです。 そういう意味では、試験に完全合格しなくても給料がもらえるという点で、就職しやすいのは税理士かもしれません。ただ、どちらの資格でも、資格を取ったのに就職できないというのは考えにくいです。 需要が高いのは会計士かもしれませんね。 税理士は中小企業が商売の相手になりますが、今は優秀な会計ソフトなどが開発され、税理士の手を借りなくても、決算や税務申告を自分たちで行なうことができるようになっています。 会計士のほうも、例えば監査先の法人の不正会計により、監査法人が責任を負わされて解散に追い込まれる、なんていうリスクがあります。
まず試験に合格しなきゃならないのですが、短期間で合格が可能なのは公認会計士です(最短で1年半)。それに対して、税理士は最低でも4、5年、平均で6年前後かかるとも言われています。 ただ、税理士試験の科目合格者は全科目合格する前に就職が可能です。しかし、会計士試験は全科目合格しなければ原則として就職はできません。その点、税理士よりも就職という"行為自体"に制限が多いと言えます。 合格後の話ですが、税理士の需要がどうかはわかりません。すみません。 会計士は、いま業務の拡大が予定される分野があったり監査の全体的な質の向上が求められているため人手不足の状況が続いています。なので、大げさな話、行きたい監査法人が選べるのは当然のこと、やりたい業務に関しても一定の配慮をしてくれます(これは実際の会計士さんに聞いた話ですが)。
なるほど:1
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