戦車部隊における最下位の幹部は「3等陸尉」です。 「少尉」に当たり、一般的には「小隊長」になります。 戦車小隊は4両の戦車により編成されており、幹部は小隊長車の車長だけです。 たの戦車長は1等陸曹及び2等陸曹、砲手は2等陸曹又は3等陸曹、操縦手は3等陸曹、装填手が陸士になります。 中隊以上は指揮官及び数人の幕僚が幹部になります。
戦車の車長は二曹以上ですが、幹部が戦車に乗ることはあります。 ただし、幹部となると複数の戦車を従える中隊長といった指揮官という立場です。 個々の戦車にまで幹部が乗って指揮をすることはありません。 米軍も同様で、戦車は下士官以下で操縦して、士官は戦車部隊を率いる指揮官です。
亡くなった俳優の今井雅之は陸上自衛官時代に74式戦車の運転資格を取っていた。たぶん陸曹(何等陸曹かは不明)止まりだったはず。
戦車の場合は、車長が幹部で、操縦士が曹なんだそうです。 私の友人が曹候補学校を出て最初に配属されたのが、当時まだ残っていた61式戦車の操縦士でした。 車内電話のマイクの音質が悪く、車内の騒音も酷いので、何を言っているかわからずほとんど使わなかったそう。 左右に曲がるときは、車長が足を伸ばしてそっちの方向に頭を蹴ってくるのだそうです。 どのくらい曲がるかは頭を蹴る勢いで伝えるのだそうで、急旋回なら思いっきり蹴られます。 曹なら普通科へ行けば部下が数十人(当時34人と言ったか?)付くのに、部下も付かず一番下っ端扱いで、この牛馬のような扱いはタマランよ、とこぼしていました。
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