残業時間の上限について

Question

残業時間の上限について残業時間の上限が10時間と決められています。
実際はこの3倍以上残業しているのですが、給与には10時間分までしか出ません。
これって違法じゃないのですか？

Answer 1

思いっきり違法です。証明手段があれば、それをもって労働基準監督署へ行きましょう。

Answer 2

順序を追ってあなたの言うことが正当に認められる余地が十分にあるのかどうかを考える必要があります。

まず会社では時間外は上限１０時間と決められているんですよね。
それではなぜあなたは３０時間もしているのでしょうか。
会社だって「払いたくない」という理由もそりゃあるかもしれませんが，
「だらだら仕事してほしくない」とか「職員の健康上あまり残業してほしくない」という思いもあるでしょう。
だからこそ上限を決めているということがあります。
上限を決めていること自体は決して違法ではありません。

しかもそれが36協定上で決められている場合は，社員側も合意した上限ということになります。
それを超えた残業がなぜ行われているのでしょうか。
会社の命令に反してしているのでしょうか？
時間外は基本的には会社(=上司)の指示で行うものです。
決して好き勝手にやって請求していいものではありません。まずそこのところの問題があります。

決して残業代欲しさにだらだらやっていたわけではなく，
業務上必要に迫られてやったものであり，しかもそれが恒常的に行われていることについて
上司は承知していて黙認していたことが明らかであるような場合には，
上司が指示したのと同等の扱いをしてよいということになっていますので，
まずそういうことがきちんと説明できるか(立証)できるかということが必要です。

次に，それがきちんと立証できるだけの状態であれば，
まずは一義的にはきちんと会社に請求するべきでしょう。

仮に内規では認められていないとしても，そういう要件を満たすものであれば，
やった分についてちゃんと払われないのは「賃金の未払」ということになります。
そういう要件をきちんと満たしていれば「賃金の未払い」(=違法)だとして
ちゃんと要求できると考えてまず大丈夫だと思います。

ただ，その場合，いきなり内容証明だのがくると会社側もかえって身構えてしまうと思います。
まずは社内のしかるべき人に相談するのがいいと思います。
総務部とか，気の置けない上司などが回りにいるというのですが・・
あるいは会社に直接相談しにくいときには，従業員代表とか組合とかに相談するという手もあります。

Answer 3

http://www.roudousha.net/

ココに請求方法が載ってます。