解決済み
国土交通省の地方整備局ついての質問です。地形図の作製は国土交通省の国土地理院だとわかります。しかし登山道の整備や山の噴火の際の復旧など山に関することは地方整備局の管轄ですか?それとも県の管轄ですか?
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複雑に絡んでますよ。 国定公園ですと、環境省が絡んできます。 林野庁も関係してきます。国道であれば国交省も関係してきます。 登山道の整備は、小屋主がやる事が多いです。 異例なところで言えば、富山県の下の廊下は、関電が整備しています。黒部ダムを設置する代わりに、徒歩でも通行できる登山道を整備するという条件が含まれています。 火山の監視は、文科省です。 まあ、どの登山道かわからなければ、なかなかわかりません。 県や市などに問い合わせてみてください。
山の砂防は国土交通省か、各都道府県が管轄しています。 砂防とは、地滑りや山肌が雨で流出する土砂が川に流れこまないようにして、川の氾濫を防ぐ工事です。 具体的には、砂防ダムや落差工、植林、山腹土砂流出防止工や地下水を抜いたり、土砂が滑らないように太くて長い杭を打ち込んだりしています。 これらの点検用に歩道が整備されているところもあります。 登山者にお馴染みの焼岳や上高地、立山砂防工事事務所が有名です。 雲仙普賢岳の火砕流処理も国土交通省の砂防が活躍しています。 登山道の整備は、他の方が書かれている通り、環境省を筆頭に自治体が管理していたり、山小屋が整備されています。 階段上に整備されて登山者からは悪評価されていますが、人が歩いたところに雨水が流れて表土が流出してしまうのを防ぐには、階段上にするのが最適です。 階段上にすることで、雨水の流速が遅くなって、土砂流出を防止しています。
国や自治体が管理するのは公道です。 そもそも幅1.8m以上ないと道路と見なしませんし、登山道などは里道とよび道路の範疇に入りません。 里道は民間が勝手に作ったもの、行政は関知しません。
本来国や自治体に登山道を作る義理はありません。必要を認めて誰かがつくれば、その設置者が責任を負う道理です。
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