世間一般での退職金の算出方法、金額的にはどんなものなのでしょうか？ 企業によって大きく差があるものだとは思いますが、で…

Question

世間一般での退職金の算出方法、金額的にはどんなものなのでしょうか？
企業によって大きく差があるものだとは思いますが、できるだけ多くの方のご意見をお聞かせいただき田と思います。
宜しくお願いします。

Answer 1

新入社員のことを考えれば、４０年先のインフレ率を予測しな
ければならないのですから、今から作るとなると大変な作業です。
、
＜方程式＞
さて、それはともかくとして、大まかな方程式は決まっています。
基本給ｘ勤続年数ｘ掛け率＝退職金額です。
基本給と勤続年数は良しとして、問題は掛け率です。
昭和時代のようなインフレはありませんので、低めに設定しなければならないでしょう。
掛け率は、勤続年数を指標にするのが無難です。
、
＜掛け率＞
６５歳で基本給５０万円、勤続年数２０年で １０００万円は出したいところです。
したがって、
１６～２０年勤続なら、掛け率は１．０
１１～１５年勤続なら、掛け率は０．８
０６～１０年勤続なら、掛け率は０．６
０３～０５年勤続なら、掛け率は０．４でどうでしょう。
勤続５年の人を計算しますと、
基本給２０万円ｘ勤続５年ｘ０．４＝４０万円・・・いいとこでしょう。
、
なお、２０年以上は一律１．０でいいと思います。
長期勤続を奨励する時代ではありませんから。
＜補足＞
能力査定、貢献査定を加味したいところですが、成文化はむずかしいので
文書化しない「不文律」とするのがトラブル回避になるでしょう。