退職に伴う未公開株の売買について ご質問させて頂きます。 先月会社を退職しました。 理由は業績悪化による先行き…

Question

退職に伴う未公開株の売買について
ご質問させて頂きます。

先月会社を退職しました。
理由は業績悪化による先行きの不安と
度々の給与の遅延のためです。
会社は設立10年目のベンチャー起業です。

設立3年時に入社し6年勤務致しました。

入社1年目に自社株の購入の話しがあり
100株を50万で購入致しました。

そして、先月の退職に伴い社長に株を額面で買い取ってもらうために
『有価証券売買契約書』に署名捺印を交わしたのですが、
振込期日を過ぎても振り込みがありません。

給与の支払いも遅延しており
これは退職者以外の現職者も遅れているようです。

その中で先日社長より退職者にむけてメールがあり
『給与遅延に関して労基に訴えるという声がありますがどうぞ行ってください。払えるものがないですし、事業が大変なので給与未払いに対して会社の問題になりません。労基に行って問題になるのは、給与が払える経営状況なのに、払っていない場合です。全く意味がないです。』

との事でした。

最悪の場合、倒産時には国の制度によって
少しは給与が払われるかと思いますが、
株に関しては紙切れになると思い不安です。

私の場合、すでに有価証券売買契約書に双方の署名捺印があるのですが
やはり、給与と一緒で会社に財力がなければ
なす術はないのでしょうか？

法律や制度に関しては素人です。

お知恵をおかしください。
よろしくお願いします。

Answer 1

経営者が開き直ってしまって、どうしようもない会社ですね。
退職したのは正解ですね。

で、非上場株式について、売買契約書はすでに交わしているわけですよね。
まあ、普通は、お金のやり取りと同時に契約書を渡すべきなんですが。

その契約書の買受人は誰になっているわけですか？
個人だろうと、法人（その会社）だろうと、相対での売買取引なんですから、その相手に対して支払を要求するだけですよ。

契約書あり、未入金、50万円。それだけの単純なことなら、簡易裁判所に行って、少額訴訟でも起こして、確定判決を得て強制執行でもしちゃえば解決するのではないですか。

紙切れになっちゃう心配というのは、「株式の代金が払えないから、売買契約を取消して、株主名義は元の通り貴方のものです」となってしまい、そのまま会社が倒産して、株主への還元が無しになったときですね。

そうならないように、会社がつぶれないうちに、さっさと支払請求手続きを進めたほうが良いかと思いますが。