塾の講師の方や塾でアルバイトしている大学生の方に質問です。 数日後にある個別指導の塾の面接および試験を受けてきます。 …

Question

塾の講師の方や塾でアルバイトしている大学生の方に質問です。
数日後にある個別指導の塾の面接および試験を受けてきます。
「ここだけは押さえておいた方がいい」というところはありますか？

Answer 1

大手個別指導塾でバイト講師をしている者です。

最近の個別指導塾は人手不足になりつつあるので、採用試験のハードルはそれほど高くないと思います（その塾が難関校志望者向けだったり、人手が余っているならばハードルは高いでしょうが）。

過去質問を拝見させて頂きましたが、質問者様は教員志望とのことなので熱意の面でも問題なさそうです。

ですが、それよりも大切なことがあります。それは、「教えられる科目・学年・時間帯の幅が広いか」「簡単に辞めないか」です。以下、順番に説明します。

① 教えられる科目・学年・時間帯
個別指導塾ですと、生徒の科目や学年、授業時間帯は実に様々です。ですから、あらゆる科目・学年・時間帯に対応できる講師の方が好まれます。
マイナー科目を指導可能だったり、出勤可能な曜日が多かったりするのであれば積極的にアピールした方がいいと思います。
ただし、面接で言ったことを採用後に撤回することは難しいので、アピールしすぎてしまわないよう気をつけてください。

② 簡単に辞めないか
塾講師は、一度採用されたら最低でも年度末まで、できれば4年生の終わりまで勤務すべきという暗黙のルールがあります。
そのため、簡単に辞めてしまいそうな人は採用されにくいです。
部活の退部歴などがあるならば、この点に気をつけて受け答えしてください。

余談ですが、個別指導塾の中には薄給で長時間労働を強いられるところがあります。そういうところは少数派ですが、仮にそのような塾に入ってしまえば学生生活を狂わされてしまうかもしれません。
ここ1年ほどで個別指導塾のブラックバイト問題が騒がれるようになりましたが、状況ほとんど改善していません（むしろ悪化しているようにすら感じます）。

面接の際に「講習期間中も大学の授業を優先できるか」「教員志望の人はいるか」「サークルと両立できるか」などと逆質問して、その塾がブラックか否かを確かめることも大切だと思います（ただし、嘘を言われるかもしれません）。
試験問題が異様に簡単だった、面接時間が極端に短かったというのも疑ってください（入るのが簡単なところはブラックの可能性が高いです）。

怪しいと思ったら、選考辞退して他を探すことをおすすめします。

Answer 2

・できる科目とレベル
塾によって求める教科は様々で、これは生徒さんのその時の数、講師側の事情等で左右されるので、希望する塾に合わせるというよりも自分のできる教科がマッチしているかを確認する姿勢がよいでしょう。英語希望で行って、相手方から英語は講師数が充分いるが、数学はできないか？と言われ、受験では全く使わなかったけれど、授業ではやっていたのでとりあえず高校１年生くらいまではできますと、言ってしまうのが失敗例。特に数学で予習必須だとかなり苦しく、割に合わないことになります。国語の古典、漢文、社会、理科（定期テスト対策）も、できるか、できないか判断していきましょう
・どの程度をアルバイトにあてられるか
現状時間割も、サークル活動も不明なので（それは相手方も承知済み）どの程度時間を割いて良いと思っているか、土曜日に出勤有りにしても良いかくらいでしょうか。特に、担任制の塾の場合、週ごとにシフトをかることはしないので土曜日有りにすると毎週あることになります。また、４月は特にガイダンスなど休みにくいものが多いので、GW明けまでは少なめにしてもらえるように頼めるといいですね。
特にほかのバイトと兼ねたい場合にはそのあたり問題ないか聞いておいたほうがよいでしょう。塾側がこれを規制できるのかはわかりませんが、
やはり、目の前の別の塾と兼務したいはまずいですし（最低限ある程度場所を離す、家庭教師にするなど
近くのコンビニ・ファーストフードでのバイト→帰り道に生徒寄り道でクレームという話もあります
ハナから認めていない塾の場合、たとえ担当授業数が少なくともその塾１本でしかバイトできないということになるので、自分の得たい収入分その塾で得られるかを話したほうがいいと思います。最初からお金の話ははばかられるかもしれませんが、塾としても、自分の必要分の収入にならないとやめられるのはマイナスですし、自分の教えられる科目と時間にそれだけの需要がありそうか？を聞くことを嫌う塾ならば縁がない方が幸いと思います（講師の不利なことをすべて情熱で押し通してくる可能性が高いので