今、年収やベアが上がっている職種は相対的に規模が大きく、ドル建てで売上を作ってきた輸出企業です。 当然、円安に推移している為替では、ドルから円に交換する時に、プラスに作用するので大したイノベーションがなくても利益は上がります。 逆に輸入が主な企業は利益の圧縮で苦しんでいます。アメリカビーフを使う牛丼チェーンや小麦や乳製品なんかも価格が上がっているのはこのせいです。 小売業は内需産業ですから世界から多くの食料品を調達しているこの国では、価格をそのまま上げると売れ行きが悪くなるし、他店との価格競争もあり、なかなか輸出関連企業のように利益が反映しません。物流倉庫はじょじょに稼働率が上がり従業員に還元されるかもしれませんね。 ただこの流れはずーと続かないのは資本主義経済であり過去から繰り返してきた事象です。今の経済政策が変われば一気に円高に振れる。そうすれば、利益を出してきた企業は利益の圧縮と高い人件費で、またリストラを含めた対策をやらなければならないでしょう。大企業ならなおさらです。 その時には、逆に内需産業のほうが商売しやすくなるでしょう。ただ、内需関連は規模が小さく、経営も経営者の判断で同業他社とかなり差がでてきます。 従業員は経営者の能力を値踏みしながら、伸びしろのある会社で頑張るのが一番でしょうね。
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事業そのものの参入障壁が低いため、価格競争になりやすい。 また、そこで働く人達も難しい資格や経験が比較的少なくても働けるケースが多い。 事業者は価格競争のために人件費を圧縮し、安い賃金でも働ける構造にするし そこで働く人も、業務上必要な能力が高く評価されないため、低賃金となりやすい。 噛み砕くと 倉庫業は極端な話、倉庫があれば始められるし、フォーク免許は数日講習受ければ取得できる。 誰でもやれる商売なので商売敵が多くて値下げでお客さんを取るしかない。 じゃあ、製薬会社は莫大な投資と設備が必要で、だれでも始められるものではないので、事業者も利益をがっつり乗っけても商売が成り立つ。そこで働く人も複雑な専門知識を長い年月で学んでいるため、貴重な能力として評価され賃金も高い。という事です。
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