残業代が出ないので、会社に請求しました。

Question

残業代が出ないので、会社に請求しました。ですが…会社側は払う意志どころかその証拠を見せろと言ってきました。
そこの会社はタイムカード等の記録を一切とっておりません。また従業員の数も少ないため就業規則もありませんし、雇用契約書もないという始末です。
その旨を労働監督署の方に相談したところ、1日当りの残業時間を1時間にして、月当りの残業代を算出してもらい、後日その金額の合計を会社に請求しました。(実際1日当りの残業時間は1時間ではおさまりません。記録が残ってないため曖昧な計算になるよりは確実に残業した時間を簡単なものにしたのがこの1時間というものです)
しかし、それでも会社側は、そんな曖昧なものじゃ金額は払わないと言ってきます。
今思えば、会社の口車に乗せられ、バカな条件をのんで入社してしまった自分が悪いとつくづく後悔してますが、後の祭りです。今は働いたぶんはきっちり払ってもらわないと気がすみません！しかし、自分でその残業時間を記録したのかと言われればそれもなく、その記録を会社側が要求してくるので請求が出来ない状況です。一応弁護士にも相談しました。しかし、言われたのがやはり証拠となるものがないと請求は厳しいとのことです。
本来タイムカードなど従業員の労働の記録をとらないなんて、会社を経営するうえであってはならない事態なんですが…
会社を退職するつもりですが、これは自己都合になるんですか？会社都合になるんですか？あとこういった状況で残業代を請求するにはどうしたらいいでしょうか？退職の件ですが、こういった残業代が支払われないなどの理由で退職する場合には、会社都合での退職になると、知人から聞いたことがあるのですが、それは本当ですか？またそういった場合の会社都合の退職は、次の就職に影響などは出たりするのですか？
そもそも労働基準法って労働者を守るためにあるのですよね？あまり偉そうなことは言えませんが、切羽詰まって監督署や弁護士に相談しているのにも関わらず、証拠がないと無理だとかおかしな話ですよね（笑）嘘でこんなこと言ってなんの得があるのか（笑）
記録が全てと言われればそれまでですが、労働に関してはそういったことに関して無知な人間が多いのではないかと思います。
拙い文章になりましたが、良い回答をお待ちしております。よろしくお願いします。

Answer 1

① ＞1日当りの残業時間を1時間にして、

これは少々、杜雑な方法だったかもしれませんね。

私なら、出社時と退社時にオフィスの時計をiPhoneで撮影します。

この時、「写真に映し出された時計の針が示す時刻」と「iPhone内の写真情報に記録された情報上の時刻」とが二重に出社時刻と退社時刻を証明してくれるので、信ぴょう性の高い証拠となるだろうからです。

さらに言えば、iPhoneの写真にはGPSの情報も記録されるため、その写真がオフィスで撮影されたものであることも容易に証明することができますから、一石二鳥と言えるでしょう。

もし、オフィスの時計を撮影することが困難な場合や、営業等の仕事に就いていて、現場へ直行または現場から直帰するような業務に就いていた場合は、就業時刻を持って、やはりiPhoneで手元の腕時計を撮影することにします。

この方法なら、上記で示した「オフィスの時計の撮影」と同様の証拠能力（つまりは、信ぴょう性）を発揮してくれるはずです。

② ＞就業規則もありませんし、雇用契約書もないという始末

この２つがないというのは信じ難い事実です。

商店街の八百屋さんでもあるまいし・・・。

それならタイムカードがないのも残業代が支払われないのもうなずけます。

ここからは法律とは少し離れますが、そもそも質問者さんは残業代が支払われると思って入社したのでしょうか？

もしそうだとしたら、危機感そのものに、少々問題があるように思います。

就業規則もなければ、雇用契約書も提示してこないような会社なら、最初の時点で入社を拒否すべきだったのです。

そこでそうしなかったということは、その時点では「そういう会社でもいい」と思って入社したのではないでしょうか？

入社時にそれだけボロが出ている会社だったなら、「まさかこんなブラックだとは思わなかった」という理屈は通らないと思います。

その点は、（会社のせいにはせず）しっかりと反省すべき点だと思います。
（もう既に反省されているようですが、今後のためにももう一度考えてください）

③ ＞弁護士にも相談しました。しかし、言われたのがやはり証拠となるものがないと請求は厳しいとのことです。

面接して詳しい状況を聞いた弁護士がそう言うのですから、そうなのでしょう。

ここで聞いたところで、私たちは法律家ではありませんし、事情も断片的に聞いただけですから、適切な判断をすることができません。

どうしても納得できないなら、「残業代の請求」を専門に扱う弁護士に相談されたらいいと思います。

一口に弁護士と言っても、刑事が得意な人もいれば、離婚関係に強い人もいますし、専門性は様々です。

今は残業代の請求を主な業務としている弁護士もいますから、そういった方にセカンドオピニオンをお願いしてみるといいと思います。

それから、これは考え方の問題ですが、そのような、「法人としての実体すら危ういような会社」にこれ以上何かを求めるのは、少々無駄というものではないでしょうか？

たとえば、これは普通の感覚だと思うのですが、

家がひどく貧しいのに、親に対し「自分を私立の医学部に行かせてほしい」とは言いませんよね？「アメリカに留学させてくれ」とも言わないはずです。

なぜなら、それが非現実なことだからと理解しているからです。

このように、資力のない弱い保護者に対しては、子供でさえ無理な要求はしないものです。（心のどこかで遠慮してしまうし、始めからそのような期待を抱いていないからです）

詳しい事情は分かりませんが、それほど劣悪な会社であるなら、資金繰りや経営そのものが上手くいってないのではないでしょうか？

質問者さんも、心のどこかでは残業代など期待していなかったはずです。

それが何かの拍子で会社と揉め、その怒りの矛先を残業代に支払いうんぬんに押し付けてしまってはいないでしょうか？

もしそうだとしたら、これ以上怒りに任せて争ったとしても、実益がないように思います。（弁護士は無理と言っていますし）

そんなことより、質問者さんが今後、いかにしてよりよい労働環境を提供してくれる会社に転職できるかという点の方が、重要だと思います。
（転職活動に注力すべきということです）

④ ＞次の就職に影響などは出たりするのですか？

「会社から解雇された」のではない限り、自己都合退職になるはずです。

自己都合退職であれば、「なぜ退職したのか」を面接で必ず聞かれることになるでしょうから、何か理由を用意しておかなければなりません。

ただし、そこで本当のことを話してしまった場合、採用担当がそれをどう受け取るかは微妙なところだと思います。

相手もできる限り問題を起こさない労働者を雇用したいと思うでしょうから、残業代を巡って会社とトラブルを起こした労働者を積極的に雇い入れたいとは思わないかもしれません。

Answer 2

今からでも手帳に記入や、出勤退勤のメールを私用ケータイに送って下さい。
過去の労働時間は、それを踏まえて算出すると聞いたことがあります。

タイムカードがない時点で、違法残業をさせている可能性があるので、証拠が薄くても請求できやすくなるらしいです。
タイムカードがなくて、会社側は払う意志がない？そんなブラック会社からはサービス残業代を全て請求して下さい。会社に喝を入れるためにも、会社の社員のためにも。サービス残業代の請求は、あなたや会社を含め、全員のためにもなることです。

頑張って下さい！

Answer 3

town_0118さん

自分できちんと自分のことを考えて守る人が常識ある人間です
常識ある人間として働いてる誠実な労働者を守るために法律があると思います。

言いなりに働くだけで何もしないで過ごしていて、ちょっと誰かに相談したら誰かが何かをしてくれる？
そのような自分が何もしないようないい加減なことしてる人は自分が自分を守らないのですから誰も守ってくれません。
他人ができるのは情報提供とかサポートだけです。

どういう形で証拠をそろえていけばいいのか確認をして、過去分が集められるならそれによって請求が可能になるし、それが無理なら現在から証拠をそろえて行けばいいんです。
やることが決まりきってる仕事なら一定期間分の情報を集めれば過去もこんな感じだろうって推測できるようになったりもするしね

それが難しくてもあなたが今からちゃんと証拠残して働けば残業代はその場で払われていなくても後で請求すりゃいいんです。

残業未払いなど会社側の問題で自己都合退職をした場合には、自己都合退職なので特に就職に影響があるわけじゃありませんが、それは書類上の話で、あなたが会社とトラブルを起こして辞めたという噂が伝わっているような狭い業界だったり、経営者同士が仲のいい知り合いだったりっていう場合には影響が出るでしょう。

Answer 4

お気持ちはわかりますが、やはりそれなりに証拠は必要です。
厳しいようですが弱者を守るための法律も、何の証拠も証明もなしにはどうすることもできないのは一般常識です。

別に会社側の記録でなくても構わないんです。
メモでも日記でもカレンダーへの書き込みでもいいんです。
あなた自身がきちんと日常的に記録をつけていれば監督署もそれなりに動くことができます。残業代が出ないことに不満を感じた時点からちゃんと日々記録しておくという事が大事だということです。
あいまいな記憶だけで監督署も動くことはできないのは仕方ないと思いませんか？
せめて同僚の証言はもらえませんか？

＞記録が全てと言われればそれまでですが、労働に関してはそういったことに関して無知な人間が多いのではないかと思います。

無知であることはそれだけ立場的により不利だという事です。
あなたの場合既に監督署にも弁護士という専門家にも相談しておられる。それでもなお難しいと言われたわけですよね。
今回の件だけではありませんよ。知らない人が多いんじゃないかという一般論をネットで聞いても、何の助けにもなりません。

自ら辞めるのであれば自己都合です。公に残業していた証明ができるなら会社都合とする場合もできますが。それも難しいのではと思いますよ。