mami_okodaさん 現役の日本語教師です。 都内にある某日本語学校で授業をしています。 一番目と三番目の質問に答えます。 まずは一番目の質問について。 基本的に日本語教師は民間資格なので、必ずこれを取得しなければいけないというものはありません。 但し、日本国内では以下のいずれかの条件をクリアしている事が、日本語学校の教員応募資格になっている事がほとんどです。 ①大学で日本語教育を主専攻、もしくは副専攻した者 ②日本語教育能力検定試験(毎年10月実施)に合格した者 ③大卒以上で420時間日本語教師養成講座を修了した者 日本国内にある日本語学校では上記のうち1つ以上が応募資格になっている場合がほとんどです。 そして日本以外でも上記の条件に準拠している学校が多いと思います。 勿論、国や学校によっては日本人であるなら資格は要らないという所もあると思いますが、上記のうちひとつ取得しておくことをお勧めします。 ちなみにボランティアでなら、資格は不要でやる気と責任感さえあればOKということがほとんどです。上記の条件は職業として考えているのならという補足が付きますが・・・。 3番目の質問についてですが・・・。 養成講座で基本的な日本語の教え方も勉強します。 日本語教師は常に日本語と向き合う仕事でもあります。 たとえば、「ここで写真を撮ってはいけません」と「ここで写真を撮らないでください」の違いが分かりますか? どちらも規則に対する禁止表現ですが、前者は基本的に紙に禁止事項を書いて掲示する場合に使います。後は上位者(教師・親)が下位者(生徒・子ども)に口頭で注意する位ですね。後者は原則的に口頭で注意する時に使います。「~でください」で分かるように一種の依頼表現でもあります。 日本語教師になるとこのような「AとBの違いは何?」等、日本語を分析する力も必要になります。 「日本人だから日本語を教えるのは簡単だ」と油断すると、学生からの質問で答えられずに信用を失いかねません。 頑張ってください。
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