新入社員は財産！？

Question

新入社員は財産！？今年の４月からとある自動車会社に入社した者です。先月入社した中途社員の方と話が合うのでいろいろ喋っています。
その方は２９歳です。以前勤めていた会社が倒産し、中途で入ったとのことです。その人曰く面接に言われたことが・・・「また会社辞めるんじゃないの？また辞めるなら入らなくて結構だよ。この会社でやっていけるか？」などと言われ面接をし、なんとか入社できたそうです。
その方は、「新入社員と扱いは違うよ。俺が前務めていた会社でも新入社員が入ってきたけど、新入社員は絶対大事にするからなぁ。新入社員は会社の財産だから。」と言っていました。

話をまとめると・・・
新入社員というのは会社の財産なんですか？その人が言ってる通り、会社は新入社員を大事にするんですか？

カテゴリの選択がわからないので「労働問題、働き方にします。」カテゴリ違いましたらご指摘お願いします。

Answer 1

「人財」という言葉があるように、新人に限らず、会社にとって社員は重要な財産です。その会社を生かすも殺すも、社員の働きや能力にかかっていますから。

新入社員をことさら大事にしないといけないのは、「投資の回収ができていないから」です。
社員教育や福利厚生、採用にかかわる人事雑費（入社案内や企業説明会のコストや、求人コストを含みます）など、一人の新入社員の採用には膨大なコストがかかっているのに、本人が一人前に稼ぐようになるのには時間がかかります。
一人前になる前に辞められては会社は損をしてしまいます。
なので、早い時期に辞めたくなることのないように、大事にケアしながら、教育してゆく。と言う会社は多いです。

一方中途社員だって、財産には違いないですが、基本的に中途社員＝即戦力 として雇います。
基本的なビジネススキルから叩き込まなくても、すぐ使える人ですから、教育期間もコストも少なくすみます。
「そんなに投資していない上に、すぐ投資回収ができる財産」ということです。
また転職してまでやってきた人ですし、中堅社員であることも多いので、本人の精神的経験も豊富です。
「壊れ物に触るようなケア」は不要と考える場合が多いです。
なので、面接であえて厳しいいじわる質問をしたり、入社後にしごいたりというケースも新人より多いかもしれません。

企業活動は人情だけでは動きません。ビジネスはドライです。
フレッシュマンが単純にかわいい。という場合もありますが、基本は、「コストの回収」というのが、発想の元となります。

Answer 2

新入社員とは入社して数年間は一人前未満なのに給料を支払わねばならぬ不完全な人材なのです。だから、一人前以上の仕事をする前に辞められたらこまるのです。リターンが出る前になくなったらこまるのは証券や債券だって同じこと。だからこそ若くて大事にされている頃に、やりたい職種や部署を見つけて会社に主張して自分の進む道を自分で切り開くべきなのです。