解決済み
社団法人について。 営利を目的としない公的に認められた団体という風に理解しているのですが合っていますか? また、私の認識が合っていようが間違っていようが社団法人について教えてください。簡単に且要点も含め教えてください。
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微妙に合っています。 社団法人というのは、公益的・公共的な目的のために「会員」が知恵と労力と会費を持ち寄って活動するための団体・会員組織です。(知恵・労力でなく、寄付金等財産的なものを集めてはじめると「財団法人」です。) 公益的と言いながら、そこに参加する「会員」のためになる活動が中心で、ひいてはそれが世の中のためになるという部 分でできている団体でもありました。 *例:公益社団法人日本俳優協会(歌舞伎役者の団体)の目的 http://www.actors.or.jp/kyokai/pdf/1204teikan.pdf 「わが国の芸術文化に重要な位置を占める歌舞伎の継承発展のために、歌舞伎俳優等の研修により歌舞伎に関する技芸及び教養の向上を図るとともに、歌舞伎等に関する調査研究を行い、その成果を公表して国民一般の歌舞伎に関する知識を 高め、鑑賞に資し、併せて歌舞伎俳優等の活動条件の改善を行い、もってわが国の芸術文化の高揚発展に寄与することを目的とする。」 要約すれば、「歌舞伎役者の芸や教養を高めて労働条件をよくすることで国の芸術文化に役に立てる。」ということ。 事業で得られる収入は、目的とする活動を行うために使われることが基本ですが、営利活動まで禁止されているわけではなく、営利の活動をして利益がある場合は普通に課税されます。公益的な目的に合った公益的な活動をして、内部留保も1ヶ月分程度の活動資金程度しかなければ税制面での優遇もあるといったこともありました。 現在は、公益性・公共性が高く、役者の監督が厳しい社団法人は「公益社団法人」に、目的に公益性はあるものの比較的自由度が高い活動を行う、設立しやすい社団法人は「一般社団法人」に分かれました。 最近出来ている一般社団法人の中には、体裁だけは公的な目的を謳っていますが、活動内容は営利企業と差がない団体も見られます。(と言うより、元の社団法人の公的なイメージを使って商売している者が増えています。)
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