産休取得と年収の優先について 今の職場では、産休が取得できない為、産休・育休の実績があるところへの会社へ転職を希望して…

Question

産休取得と年収の優先について
今の職場では、産休が取得できない為、産休・育休の実績があるところへの会社へ転職を希望しています。
先日、内定を頂き、来週条件についての面談があります。現在、営業事務をしており、月平均30時間の残業代がつき、額面で370万円頂いています。24才なのでそれなりにもらっていると思っています。
内定を頂いたところは事務職で、これまでの経験を活かしていけるところです。
産休・育休の実績も多くあるのですが、年収をざっと計算をしたところ、約300万円でした。
休暇を取得できるのは魅力的なのですが、年収は大幅に下げたくないと考えています。

また、私には現在、婚約者がいまして、将来は共働きを考えています。
年収について相談したところ、最低は320万円でそれ以上下がるのであれば諦めたほうがいいと言われています。私も320万円よりは下げたくないので、面談で交渉はします。ただ、転職活動を２年続けてきたし、彼の歳も考えると、ここで決めたいという気持ちも強いです。交渉しても320万円より低い場合、今回頂いた内定は諦めるべきなのでしょうか？
ちなみに、本来は経理事務を希望しており、以前数社から内定を頂きました。しかし、一番高い所でも年収が280万円だったため、辞退をしています。
年収と産休取得についてどうしたらいいでしょうか。

Answer 1

彼氏さんと相談協議のうえ絶対基準を決めておられるんですから、内定に惑わされていると基準の本質を見失うだけだと思うのですが、いかがでしょうか。

現在の残業代の厳格な計算による370万円は、しかし営業成果への貢献も加味されていることを忘れてはならないです。並みの一般事務系なら、40代50代でとる相場の額と言えますので。

産休・育休を諦めろとは言いませんが、質問者さんお二人の基準に適う年収で産休・育休もモノにするためには、「前例はないが、質問者さんに退職されてしまうなら背に腹は代えられない」というような、そのくらいの敏腕事務職にのし上がっていく必要があります。

で、それは現在の職場で転職せずしてそのようにもっていければ最高の展開である一方、会社の体制上「ありえない」場合に備え、稼げるうちは稼ぎまくる対象にする一方、転職したらさらに本領発揮して必ず産休・育休をものにしてみせる、という進め方にするテーマでのキャリアアップだと思います。

そこのところ、質問者さんが「転職すべきか？」のテーマで迷っているだけではキャリアアップは図っていけなく、将来ひょっとしたら自ら転職活動をせずして好条件のお誘いがかかったりするかもしれないところ、そういう幸運の芽をいまから摘んでしまいかねないのが「現時点での条件面へのこだわり」ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

彼氏さんとの将来の共働き計画は、それはそれです。が、24歳の段階でキャリアを買って条件を引き上げてくれる転職物件などはザラになくて、仮に事前条件はそうであっても後出しで反故にされてしまうことも多い世の中です、事務職には組織内で「生産面で貢献が薄い」立場が宿命として付きまといますので。

２年間の転職活動で集大成的に導き出せた好条件といえ、今後もこのような物件はなかなか出てこないとは思います。

ですが、この内定話をすんなり受け入れることへの躊躇が脳裏から離れないからには、質問者さんが移ってから本来の希望条件にそぐわない何らかの事態に直面する気がしてならなく、そもそもの「転職あるのみ」の考え方を少々変えてみる方が得策だとも思うのです…