解決済み
医者に質問です。 医者は人の死や苦しむ姿を見ることがあると思いますが、それを見て医者という仕事が嫌になったり、耐えられなかったりしますか? 僕(高2)は、医者にかなりお世話になっていたので、医者になりたくて医学部を目指していたけど、人の死や苦しむ姿を見るのが怖くて医学部の道を諦めました。 ただ、諦めきれない気持ちがあります。 大人になってから後悔する気がします。 今は工学部を目指していますが、親は医学部を諦めてほしくないとずっと言っています。
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医学部三年生です、医者見習いですみません^^; 私も高校時代は医学部と工学部で悩んで、結局こちらを選びました。 医師の道は必ずしも臨床(普通のお医者さん)の道だけではありません。 細胞を培養して新しい技術を研究したりする研究医の道もありますし、 臨床医になったとしても眼科などあまり人の死に直面することのない進路もあります。 ですが、どの道を選んだとしても大学六年間のカリキュラムは皆一緒ですので、 その過程で、実験でマウスの命を自分の手で奪うこともあれば、亡くなった方を解剖させていただく実習もあります(生前に医学の道に自分の体を使ってくれと意思表明をしてくださった方々です)。その過程で少なからずショックは受けますし、私はまだ未経験ですが5・6年生になれば病院で実際の研修もありますので、その過程で亡くなる方を見る機会もあるかもしれません。 医学生のうちから『人が苦しむ姿が見てられないから医者になりません』と言っている学生はまだ一人も見たことはありませんが、確かに医師がうつ病にかかることも実際問題あるようです。 ですが、私含め同級生たちは人の死や苦しみに直面するたびに、ショックを受けては次第に立ち直り、逆に命の尊さを学び、『絶対にこの手で患者さんを助けるぞ…!』という覚悟をもっていっているように思います。 なので、人一倍人の死が怖くてしょうがないなどという状況なのでなければ、おそらく『死』に耐えられないということはないでしょう。 そして最後にすごい、汚い現実の話をします。 給料は、段違いです。 将来自分が収入のことで辛い思いをするとき、おそらくその『医者になっときゃよかった後悔』は一気に質問者様を襲います。そのときに、そんな自分を『いや、あれで間違ってなかったんだ!』と説得できるほどの踏ん切りをつけておかないと、後々絶対引きずります。医学科ではなく保健学科に進んだ友人が、将来の話をするたびに『諦めずに医者になればよかったかなぁ…』とよく愚痴っております。 やはり医師を目指すにしても、工学部を目指すにしても、『○○だから、この道はやめよう』ではなく『○○したいから、この道にしよう!』の観点で決めるのが一番ですよ^^;
なるほど:2
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