「３０代前半までに転職すれば、そこそこの待遇で転職できる」って本当ですか？

Question

「３０代前半までに転職すれば、そこそこの待遇で転職できる」って本当ですか？転職サイト・転職エージェントの広告を見ると、「転職すれば年収アップ」といったように、一見労働者側に都合の良さそうな環境が
整っているかのような文章が書かれています。
これらには広告的な意味が含まれているとしても、「３０代前半までに転職すれば、そこそこの待遇で転職できる」というのが
世間一般の認識でしょう。

しかしながら、上場企業の有価証券取引報告書を見ると、従業員の平均勤続年数・平均年齢が記載されています。
そこから逆算すると、大半の上場企業では、平均的な入社時年齢が２０代後半です。

転職は労働者側の職務遂行能力に大きく関係すると思いますが、そういった個々人の能力も含めて、やはり平均を示すデータのはずです。
これはどういった事を示すのでしょうか。
つまり、「（平均的に見れば）２０代後半までに転職しないと、色々と大変なことになる」という事なのでしょうか？

また、私は現在上場企業に勤務しているのですが、男性総合職の退職者の平均年齢は、３０代後半くらいだと思います。
別の会社に勤務している人の意見を聞いても、そんな感じです。
データから考察するに、転職の結果、東証一部の会社に転職できない人が大半かと思いますが、そういった人はどうなるのでしょうか。

Answer 1

＞大半の上場企業では、平均的な入社時年齢が２０代後半です。

優良企業ほど
離職率が低い=新卒からの生え抜きプロパー社員が多い、
ということになります。
優良企業なら一般的にプロパー社員が半数以上を占めるでしょう。ということは、平均的な入社時年齢が２０代後半あたりにあるのは当たり前です。

あと、業界にもよると思いますが、一般的な転職年齢のボリュームゾーンは30歳前後です。
・参考URL
http://doda.jp/guide/ranking/068.html

大手から大手への転職者など、いくらでもいますし、いくらでも知っています。私もそうです。
能力の高い人は引く手あまたです。30代までならいくらでも転職できます。
逆に40歳を超えると、賃金が高いだけなく、30代の管理職には使いにくい存在となり、需要が低くなります。

Answer 2

世間一般の認識でしょう。 ← そうでもないと思います。「20代より30代」「30代より40代」の方が転職はしやすいという意味合いにすぎないと思います。もちろん特別なスキルを持っていれば、当てはまらないと思いますがね。もっとザックリにいえば「若い方が転職しやすいよ。やり直しが効くよ。」といった類のことが都市伝説に近い形で「３０代前半までに転職すれば、そこそこの待遇で転職できる」というような無責任な具体性をもたらした言葉になっているだけだと思います。