退職金は会社にとって何のメリットがあるんですか？ 会社を去る人にお金を使うことは会社にとって何のメリットもないと思うん…

Question

退職金は会社にとって何のメリットがあるんですか？
会社を去る人にお金を使うことは会社にとって何のメリットもないと思うんですが。

Answer 1

退職金制度を設けることで良い人材を確保したいのが狙いです

退職金そのものは色々な方法がとられますが、中小で一番活用されるのが中退金でしょう

これは国が主体の制度なので会社が倒産しても退職金は支払われます。

企業側も毎月支払うので退職金そのものは中退金に任せられるので楽ってことがあげられます。

これだけでは足りない事も考えられるので積立式の保険を退職金の代わりにかけて置く場合もあります

脱税ではなく節税ですが、これらの制度を使うことで税制対策をしているのも狙いです。

従業員も個別に保障に厚みを持たせる場合は個人加入でカバーすれば良く、最低限の保障は会社側が保障する形を取っているわけです

退職後の生活は退職金で、働いているうちは病気などで会社を休んでも生活できる、医療費も保険でカバーできるなどがありますから給与が安くても不安なく働ける

また、ストレスが多い世の中になったことで、鬱になってみたり精神病に追い込まれたりする社員も増えてきているので、これを労災だけでカバーするのは難しく、このような場合を考えて企業は従業員に保険をかけています

少なくとも私のところでは最大で１億円までの支払いが可能です。

企業に取って取り換えが可能な労働力の場合は給与だけを引き上げれば人材を集める事は可能ですが、個々の能力が重要な会社は福利厚生を充実させないとよい人材が確保できない

その中に退職金も含まれているわけです。

まぁ、３年以上を継続勤務しないとご本人は何ももらえないけどね

仕事が継続的にできない人や、転職癖がある人には退職金などは無用なものですね

Answer 2

・退職金があるということで、長期に働いてもらえることが期待できる。

・退職金という形で賃金を後払いすることにより、月々の賃金額を低くできる。
※退職金がないなら、老後の資金を月々の給与から貯めておかないといけないので、労働者が給与水準の高い方に移ってしまう。