教えて!しごとの先生
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こんな看護師さんなら信用出来る、頼りになる、落ち着ける…などなど、を教えていただけませんか。

こんな看護師さんなら信用出来る、頼りになる、落ち着ける…などなど、を教えていただけませんか。 看護師になりたい高校生なのですが、どんな看護師になりたいのか、まだまだよく分かりません。 看護は、もちろん技術は大切だと思っていますが、それ以上に こころ が大切ではないかと思っています。 私は入院の経験もなければ、ほとんど病院にも行かない人なので、看護体験や看護学部のある学校でのオープンキャンパスぐらいでしか、看護と関わったことがないのです。 聞いたからといって、今すぐ使えるわけではないと思いますが、これから看護を目指す者として、知りたいと思います。 良ければ教えて下さい。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    まず、最初の質問「こんな看護師さんなら信用出来る、頼りになる、落ち着ける…などなど、を教えていただけませんか。」についてです。 私の答えは、診療所や病院であれば「患者さん」、訪問看護を使っている人や老人ホームなどの入居者であれば「利用者さん(等)」看護の受け手である人が感じ、考えることなので人それぞれであると私は思います。 『略…いい看護師は利用者に選ばれます。どんな看護師が素晴らしいのかは、利用者が選べばいいのです。利用者のなかには、おっとりとした看護師に来て欲しいと考える人も、てきぱきとリーダータイプの看護師に来て欲しいという人もいるでしょう。』 質問者様の答えになると私が考えた部分だけの引用です。菅原由美著:あなたが始める訪問看護ステーション在宅ケアに看護師の力が求められている、雲母書房、2012、14項 より しかし、質問者様のこの質問は「これから看護を目指す者として、知りたいと思います」なので、質問者様なりの「信用出来る、頼りになる、落ち着ける」看護師像を考えて良いと思います(もしくはこれらがどんなものか模索しているのかもしれません)。 私が、准看護学校に入学したきっかけは、私は幼稚園の時くらいに入院しました。その時の記憶は写真のようです。周りは暗く夜だろう、私の腕には点滴があり、トイレに入ろうとしている。点滴台を持つ看護師の後ろ姿。そして、看護師の何となく丁寧な優しい印象。そこで、看護を仕事にしてみようか?と考えました。看護学校に入学する前の私の看護師像は「丁寧で優しい、夜間も一所懸命働く」というものでした。 質問者様は「看護師になりたい高校生」なので、看護師を目指す理由について、自分なりの実体験から、なぜ「信用出来る、頼りになる、落ち着ける」看護師を今のところ目指すのか自分の実体験やこれまで読んだ本などから考えて良いと私は思います(それが難しいのでこの知恵袋で質問されたのかもしれませんが)。 看護師の仕事をする現場での体験を紹介した動画が公開されています。 日本看護協会のページ 右上の「看護職を目指す方へ」から「キラリ! 看護のシゴトhttp://www.nurse.or.jp/home/kango/」を見て頂ければと思います。 私は「キラリ! 看護のシゴト」の動画の「病棟看護師の一日」と「未来に向かって看護学生の一日」とパンフレット「やっぱり看護のシゴトhttp://www.nurse.or.jp/home/kango/pdf/shigoto.pdf」を見ました。 この動画では看護学生の実習や看護師が実際の病棟で看護をしている姿が描かれています。私はこの2つ以外の動画は見たことがないのですが、興味があれば見てみると良いと思います。 パンフレット「やっぱり看護のシゴト」を読むと、簡潔に看護の仕事やその魅力を伝えようとしていると私は思います。特に表紙の次の1~4ページには看護や看護の仕事について魅力的に書いてあると思うので読んでいただければ少し看護師の仕事やそこでの看護師の気持ち・患者さんへの想いが伝わるかと思います。 この点について疑問な点があれば、パンフレットの最後のページにある各都道府県にあるナースセンターなり、日本看護協会なり、各都道府県に看護協会があるので、そこに電話をかけるなり、メールで問い合わせてもらえば、出来る限り回答してもらえると思います。 パンフレットの1・2ページでは、実際の勤務する看護師の声が紹介されています。2人の声で私がキーポイントだと思ったところだけ引用します。 1ページ目『患者さんとたくさん接し、たくさん対話することを心掛けています(渡辺七恵さん)』 2ページ目『相手の立場に立って看護することを大切にしています(秋保香子さん)』 ここは質問者様が「看護は、もちろん技術は大切だと思っていますが、それ以上に こころ が大切ではないかと思っています。」のポイントになるところだと思ったので引用しました。 これは確かにこの通りで私も病棟勤務時代はこの2点を常に心がけていました。患者さんとかかわる・対話すると同時に、「相手の立場に立って看護する」とは患者さんがもっている治療上受ける痛みや苦しみや、入院することでできない自分の社会生活上の役割など、出来るだけ患者さんの置かれている立場を理解し、患者さんに対して関心を向け、患者さんの置かれている立場を看護師として理解しようとする姿勢が大切であると私には受け取れます。 そして、小児科などを除き、患者さんは看護師よりも高齢で、人生の先輩であります。患者さんが置かれている立場を理解しようとすると、患者さんの社会生活や人生観、価値観など多様な「人間としての側面」を理解することが必要になり、その上で患者さんに対して関心を向けることが大切だと私は思います。 近年、日本の看護の世界でも「ケアリング」という言葉が出てきて、私はこの考え方や実際の看護の仕事への持ち込み方を勉強中で、しっかり基礎知識を得て、現場で使ってというレベルでの説明ができないので、本からの定義を元に上記との関連を紹介します。 『略…ケア・ケアリングは、人と人との間でお互いに「気づかい」や「心配」をして、何らかの行動をとおしてケアする人もされる人も、ともに成長する方向に向かわせることといえるのではないでしょうか?』城ケ端初子編著:やさしい看護理論②ケアとケアリング―看護観をはぐくむためのはじめの一歩―、メディカ出版、2007、22ページです。 引用した文には、患者さんと看護師は、一方的に患者さんは看護の受け手、看護師は看護の提供者とは決めておらず、お互いへの気遣いなどの配慮の元、共に成長する方向へ向かうと述べていると言えると思います。 実際の看護の場面では、患者さんに関心を持って接し、実際に医師が行った治療に伴う日常生活の変更などに適応できるように支援することなど、看護師が患者さんに関わることで何らかの患者さんの成長ができることを意図することが多いと思われます。 質問者様が言う「看護は、もちろん技術は大切だと思っていますが、それ以上に こころ が大切ではないかと思っています。」を私なりに説明すると、私が考える「看護のこころ」の一つは「患者さんに関心を向け、患者さんに一方的に生活を手伝ってあげる、生活上の困ったことに対する答えを教えてあげるのではなく、患者さんと共に学び、私も患者さんと共に成長する」ことだと思っています(私が看護に大切だと思うことは複数あるのですが、ここでは紹介しきれないので省略します)。 質問者様が言う「どんな看護師になりたいのか、まだまだよく分かりません」の理由は私にはわからないのですが、看護師とは何か、看護師は何をしているのか?を知ることではっきりわからなくても、「ああ、こんなことをしているのか」くらいはわかるかもしれません(専門学校や大学で看護を学んだり、実際に看護師として仕事をしてみる前に具体的に理解することは難しいと思うので、これくらいの理解が丁度いいのではないかと私は思います)。 このためには、すでに紹介した「キラリ! 看護のシゴト」の動画を見たり、パンフレット「やっぱり看護のシゴト」を読むことも一助になると思います。 看護師の業務や看護師が業務をする場所については、パンフレットの4ページの下に簡単に書いてあります。私なりの知識と経験でこれらを説明します。 病院に入院している患者さんは、基本的に医師が行う検査や治療を受けるために入院しています。 そのため、看護師は、医師が行う治療行為<検査(レントゲンや超音波など)や治療(手術・薬剤の使用など)>に伴う介助を行います。保健師助産師看護師法第五条「看護師の定義」の中の「診療の補助」。 この「看護師の定義」の中には「療養上の世話」があり、医師が行う治療行為や患者さんの病状や社会背景などを踏まえて、日常生活の支援(食事や排泄、移動などの介助)を行います。 患者さんは医師が行う検査や治療を受ける前に「人間」です。治療を受ければ治療に伴う痛みや苦痛を感じたり、治療に伴う日常生活の制限で苦痛を感じたりすることで、食欲が無くなったり、眠りづらくなったりします。そして、自分の仕事や家事など社会生活上の役割ができなくなったりします。看護師はこれらにも目を向けています。 大まかにいうと人間としての患者さんを身体、精神・心理、社会的な面から見て、看護師は患者さんと関わっています。その過程で看護師は患者さんから「信用出来る、頼りになる、落ち着ける…」という印象を持たれる場合があります。 最後に、質問者様の問いに答えるために私が経験した実際の看護や看護の知識から看護師の仕事や患者さんに向ける関心などに目を向けて説明しました。私は患者さんが闘病を経て回復し、社会生活への希望を持って退院していく姿を担当看護師として数百人見送ってきました。その過程は必ずしも明るい面だけではなく、文中触れていない「つらさ」「大変さ」「苦痛」など面もあります。しかし、それ以上に看護は大変ですが魅力的でやりがいのある仕事であると私は思っています(実際の看護の場面では患者さんだけではなく家族などとの関わりも看護師として重要な役割ですが、文章表現をわかりやすくするためあえて書いていません)。 質問者様も看護師としての道を志すのであれば、専門学校や大学への入学という壁を越えても、授業やテスト、演習、実習など過密なスケジュールをこなし、国家試験を通れば、晴れて看護師ですが、看護師の労働環境は改善されてきているとはいえ特に病院での病棟勤務は多忙で大変です。それを乗り越えられるだけのモチベーションを維持するためには看護の楽しさや厳しさを知っていくことになると思います。一人でも多くの患者さんに貢献できる看護師が誕生し、活躍することを願っております。

    1人が参考になると回答しました

    知恵袋ユーザーさん

  • 患者本位で考えてくれる人。 医者にはペコペコ、患者にはオラオラの人に当たったことがあり、最悪でした。

    ID非表示さん

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