解決済み
退職したら、賞与の額が大幅にカットされ、理由はやめたからだと言われました。こんなことは認められますか?法律的にどうにかならないでしょうか?東京にある私立学校を今年の3月に退職し、3月にもらえる賞与の0.3がカットされてしまいました。他の在職中の職員は0.7でした。つまり0.4しかもらえなかったわけです。理由を聞くために学校に電話したところ、やめたからだと言われました。まるで子供のいやがらせです。食い下がりましたが、今までがそうだったからだとの一点張りです。こんなことは通用してしまうのでしょうか?労働局や弁護士、または議員の方に相談したほうが良いでしょうか? 良きアドバイスがありましたらお願いします。
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ベネッセコーポレーション事件では、賞与には、将来への期待として賞与額にその期待を反映することが許されているとし、賞与支給後すぐ退職した者に対してその将来期待分として2割の範囲までなら返還請求が可能としています。 この判例を参考にすると、2割以上カットされていますので、mmtouchy99さんの言うように差額を請求できる余地があるかもしれません。 そもそも、賞与から減額するためには、就業規則(賞与規定)に減額することができる根拠条文が必要であり、労働者に周知していなければなりませんから、難しいかも知れませんが、相談に行く前に就業規則を確認することだと思いますよ。
賞与は後払い的な賃金の性格だけではなく、今後の会社への貢献に対する期待、本人の能力の向上に対する期待という刺激給的な性格もあり、後者は退職を予定している者についてはばっさりということはありえないことではありません。 ベネッセコーポレーション事件では2割カットができるとしました。そのことからかんがみれば、0.7の8割、つまり0.56以上でなければならない、0.4だとカットしすぎで0.16だけ不足だと主張する余地はありそうです。
賞与は法で保護されていない。 また、過去の成果の報酬であると同時に、これからも頑張ってくれという期待額が含まれている。
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