退職するに当たり最低賃金額に満たない不足分を請求しようかと思いますが、不安な点がいくつかあります。

Question

退職するに当たり最低賃金額に満たない不足分を請求しようかと思いますが、不安な点がいくつかあります。長文失礼いたします。
縫製関係の仕事に4年半勤めています。
オーナーと縫製員2名、別部署2名の小さな個人経営です。
縫製員の私ともう一人が作った商品をオーナーがネットで販売、顧客対応しているのですが、最近オーナーが週に２・３時間しか働かず、商品の掲載が滞り売り上げがガタ落ちです。秋が近いのに夏物商品を売り出したりします。
売上から従業員の給料、経費を引き残りを全部自分の給料にしているオーナーは取り分を増やすため、私達の給与を減らすそうです。
現在日給5千円で、福利厚生はまったくありません。国保も厚生年金も自分で払っています。火曜日と第3・第5の日曜日のみ休みの状態で、9：00~18：00勤務、休憩は30分、残業は月20～60時間していますが、残業手当はありません。
鉛筆手書きのタイムカードを月末に提出するのですが、残業した記録を書くと受け取ってもらえません。払う気はないとも言われました。
先月は売り上げが足りず、分割で給与が支払われました。
カツカツ状態なのに、今度仕事がなくて遊んでいる親戚の娘を雇うといわれました。
何度か会いましたが、入社もしていない二十歳そこそこの娘がすでにオーナー気取りです。

正直先行きが不安なので、退職しようかと思っています。
失業手当も掛けて貰えていないので、最低賃金に満たない分計算すると一月約2万円×2年分をオーナーに請求しようかと思います。
まず払ってもらえないと思うので、公的機関に相談しようとも思っているのですが、気がかりな点が何点かあります。

・オーナーが暴力団にコネがあると度々誇示している。請求して自宅に押しかけられるのではないか。
・オーナーに確定申告を任せていたが、私の所得を低めに申告して納税してないおそれがある。労働基準局に相談すると、納税していない分の請求が滞納分として請求されるのはないか？脱税扱いにされないだろうか？
・平素から従業員の個人情報を出入りしている業者や顧客に暴露している。報復にネットや性質の悪い業者に個人情報を流されがある。

最近、親類の娘がいるせいで地が出てきたのか、堅気の女性とは思えないほど汚い言葉を使います。
縫製の仕事自体は楽しかったので、このまま何も請求せず退職して、さっさと気持ちを切り替え次の仕事を探したほうがいいのでしょうか？

Answer 1

質問者さんがそのように畏怖されている中で、いけいけどんどんの回答が出せる第三者なんて居ないではないですか（苦笑）

かといって、おとなしく円満退職を目指しなさいと言うのでも、質問者さんが溜飲を下げる機会はいつ巡って来るか分かったものではないです。

そうなりますと、さしあたって「暴力団にコネがあると度々誇示しているオーナーの件」、これを管轄警察署の生活安全課への相談事項とされ、「怖れていることが実際に現実となったとき」の対処法を教わっておくようにします。

この相談でも解決に限界がありそうな場合は「潔く諦める」選択になりますが、警察署が後ろ盾になってくれる話であるなら、そこからサービス残業や最低賃金の件を、「警察が関与すべき領域は相談済み」であることを明示したうえ、善後策の形で相談されることです。

そういう順序でないと、おそらく質問者さんは途中で気持ちが萎え中途半端な抵抗に終わります。警察の後ろ盾を得られていない状況ですので。

なお税金関係は労働基準監督署等が関与することなく、オーナーが質問者さんの源泉徴収分を未払いなら、税務署が（質問者さんからの事情聴取を経て）オーナーに税法上の違反行為として摘発をします。質問者さんが悪いことにはなりませんから安心なさってください。

お給料から住民税がちゃんと引かれているかどうかで、ある程度のことはわかります。小細工ができないこともないですが、引かれていればまあ税務申告自体は滞りなくなされていると思ってもいいと思います・・・

※特に警察での相談時は、感情を抑え熱くなってしまわず事実関係の説明に徹してください。ここで主観中心の説明になってしまいますと、警察としてもかえって割り引いたイメージでしか捉えてくれなくなりますので