税理士試験と会計士試験における、簿記と財務諸表論の重複について教えてください。

Question

税理士試験と会計士試験における、簿記と財務諸表論の重複について教えてください。当方、会計士試験の勉強をしていたのですが、民間の就職が決まったため会計士試験の筆を置くこととしました。

しかしながら、今までせっかく勉強していたことが無駄になること、これからのステップアップから、税理士試験の簿記論、財務諸表論の合格を目指そうと思います。

会計士試験で用いた簿記、財務諸表論のテキストで、税理士試験の簿財は必要十分でしょうか？

よろしくお願いします。

Answer 1

簿記論は会計士のもので十分、財務諸表論は税理士用の暗記対策をした方がいいと思います。

簿記論は会計士の短答に似ています。
大問３つで２時間なのですが、総合問題３つという感じです。
時間的にキツキツですが、会計士の短答に比べるとかなり楽に感じます。
短答の19問以降の総合問題って感じのが３つ出ます。
連結はあまり出なくて、税金が必ずと言っていいほど頻出なので税金の対策はした方がいいと思います。

財務諸表論は基本的には同じなのですが、出題傾向や記述の仕方が微妙に違います。
特徴的なのが会計基準の穴埋め問題が出されるのでこればっかりは暗記してないと何も答えられません。
税法でもそうですが、税理士試験は膨大な量の暗記が面倒ですね。

TACや大原でも以下の様な会計士受験生用の税理士講座、説明会がやってますので参考にしてみてください。
http://www.tac-school.co.jp/kouza_kaikei/kaikei_taisaku.html
http://www.o-hara.ac.jp/best/kaikeisi/bozai_koza/